箱の入れ方で気になる事

2021-07-25 | 鉄道模型

IMONの完成品 最新の29612[行]ですが、 機関車の前後に丸くした「プチプチ」を置いてそれをハイテククロスで包んで箱に入れています。

IMON方式としては間違いだと思っています。


「プチプチ」を巻き直して長細く巻き


9600を包んだハイテククロスの前後に押し込みます。

イモンは全ての9600、C11、C55、C57その他全部この入れ方に入れ直しています。

EF81は大重量の関係があって硬質ウレタンを前後に置いてから包むのでOKです。

IMONの1両用紙箱は全体を包む「プチプチ」よりも「紙」を長くしています。

それは前後のクッションを最後に上から押し込む考えからそうしています。

私は「お好きなように」ではないと思っています。

大急ぎで収納しなくてはならない時は最後に上から押し込む方が簡単で間違いない作業ができるからです。

第一包む前に丸めたプチプチを前後にあてがうならば、それを紙で包んでなければ矛盾します。


まあそれは置いておいて九州の9600のトップバッターが出てきました。

パイプ煙突ですが、九州はそれの方が多数派で「らしい」九州スタイルです。


豊後森に保存されている29612ですが、直方、汽車倶楽部での分解塗装を宮代工房長が直接じっくり取材したことから自信満々で作りました。

蒸機機炭機炭間の伸縮ドローバーが見えています。


これが収納状態です。

イモンの蒸機は全機この形式で収納しています。

16番のDD51はIMON製品のHOスケールのDD51製品の入れ方に全部入れ替えました。

それだけは収納の傑作だと思います。






ブルーインパルス

2021-07-24 | ノンジャンル

会社常備のキャノン1DXはズーム100〜400を付けて自宅に回送しましたが、よく見るとバッテリーがありません。

なんの役にも立ちま地ません。

キャノンSX60で戦います。 バッテリーも殆ど無い戦いです。


望遠系なら強いSX60です。


でもタイムラグがものすごくなかなかファインダーに捉えられません。

(これはたまたま命中!)


1DXで撮れば1/4の努力で4倍良いのが撮れるんですが、残念。


スモークは風が強くてダメでした。


国立競技場ではなく代々木公園方面で五輪マークを描いています。

雲もすごいし、風も強い。


終わって帰途に就きます。


ばびゅーん。

追いかけきれません。






パンノニア・エクスプレス

2021-07-23 | 海外蒸機
D370/D371【パンノニア・エクスプレス】という列車がありました。

パンノニアとはローマ帝国の皇帝直轄地だった歴史的な古い地名で北と東をドナウ川に接するとかハンガリーからユーゴスラビア(セルビア)にかけての大平原を指すと言われたりします。

近年も“Pannonia“という列車が走っているはずです。

我々(増田・井門組)の東独撮影時代にゼロイチが牽いていた国際列車群の中でも【Meridian】【BaltーOrientーExspress】と並んで超長距離列車で。32時間超(北行)、33時間超(南行)掛かる列車でした。

トーマスクック時刻表のTable 87が掲載ページ

1976年ダイヤでD370(←今日の主役)

07:40 Sofia(ブルガリアの首都)
14:40 / 15:15 Beograd(ユーゴスラビア(セルビア)の首都)
21:39 / 22:20 Budapest(East)(ハンガリーの首都)
02:19 / 02:34 Bratislava(チェコスロバキア、スロバキアの中心都市)
08:28 / 09:07 Praha(チェコスロバキアの首都)
13:07 / 13:31 Dresden(東ドイツ、ザクセン州都)
15:47 Berlin(Ost)(東ドイツの首都)


「まさか」のパンノニアエクスプレスセット

見つけた時は手遅れで、これを1セット手に入れるのがやっとでした。


メーカーは“リバロッシ“

オリエントエクスプレスを作っていたりしますが、私のイメージでは完全にアメリカ型のメーカーです。


眼目はなんと言ってもこの看板です。

悲しいかなわずかな枚数が手に入っただけです。

旅行者はこの看板を撮る可能性はありますが、我々は「撮影」の時にしかカメラも出さないので絶対に手に入らない情報です。


このセットが「Aセット」なのか『Cセット』なのか分かりませんが、全部DRで1等、1/2湯、2等の3種類。

この写真は室内が解る様にストロボ焚いて撮っています。

1等は明るいグリーン

2等は禁煙座席と喫煙座席が色分けされています。 赤が禁煙席です。


とすれば、やはり1/2等車は3種類の色に塗り分けられていました。


金型が新しいらしくエアホース類も別付パーツです。 それも取付済みです。


左;リバロッシ、右;ティリッヒ

ティリッヒは禁煙/喫煙の塗り分けはありません。


左;リバロッシ、右;ティリッヒ

台枠部分を黒く塗り分けるか、同じクロームグリーンに塗るかの違い、そして文字はリバロッシは白、ティリッヒはクリーム色です。 (Rocoもティリッヒと同じ)


屋根のディティールも微妙に違います。右がリバロッシ。


これはチェックしたRocoのDRとんがり屋根@【Meridian】セット

RocoのメリディアンセットはMAVの「旧色、新色」混合なので1980年か1981年の編成です。

だから台枠部分が「黒じゃない」のは正解です。

台枠部分まで一緒の緑色になったのは「1970年代の何処か」だそうです。

我々が撮っていた1976年77年といったあたりはどちらの塗装が多かったのか?

私の撮ったカラーの8ミリ画像を何度も見返して見るのですが、確とは分かりません。

JZ(ユーゴスラヴィア国鉄)客車の台枠部が黒い事がはっきりわかったので、はっきり分からないDRのとんがり屋根は台枠まで緑だったのかもしれません。


1976年7月の【Pannonia Express】D371 ソフィア行

ちょっと前まで【メトロポール】かと思っていたのですが、編成中央部分にJZの寝台車が見られますので【パンノニアEx】と見て間違いないです。

【パンノニアエクスプレス】の中央部にJZやブルガリアの客車が集まり、前後に雲底距離が短い客車が途中入れ替わりながらというのがこの時代の編成です。

この辺りの話になると見境がなくなるのには困ったものです。

(写真はポップアップします)






気まぐれSNCF

2021-07-22 | 鉄道模型
疲れ切っているのか?抵抗がありそうな外国型をどんどん出すのに嫌気が差しているのか元気がないです。

会社にいる時が異常的に忙しくて嫌気がさしているのかもしれません。

どうにもならない状況です。


渋谷店の委託品に手を出しました。

PIKOです。


ここに説明書が入っているという面白い構造です。


見慣れない携帯の機関車です。

フランス型に手を出すのは初めてかもしれません。

恐るべき「第一号」です。


気まぐれ的に頭上を見ます。 これがテロップ用の業務用ビデオカメラです。


工作台の上はワイシャツのボール紙並べて即席スタジオになっています。

テロッパーの灯具がこうして使われているわけですが、東求のうち一つは壊れて失われています。


CC6051という試作的な交直流電機です。

こちらは連結する側(後側)です。


これが前側です。

20kvとか25kv、50サイクルというどこかで聞いたことがある電気を使っての交流試験機です。

形状が気に入ってついふらふらと買ってしまったのですが、調べると、よくこんな珍しいアイテムを製品化したものです。
前後のパンタグラフが違う感じです。








DRの貨車少し

2021-07-20 | 鉄道模型

片手間?でDR(東ドイツ国鉄)の貨車を少しいじります。

買っておいても完成している貨車ではないわけで、パーツを付けなくてはなりません。

買ってもパーツ取付面倒でやっていない人が多いと思います。

買うのは簡単(←そこまでいっちゃ〜いかんでしょうか)ですがパーツ取付はなかなかの修行です。

東ドイツ(ハンガリーもその関連だと言えますが)に対しては責任を持たなきゃならんかなと思い込んでいます。


2両セットですが、何を運ぶ貨車なのでしょうか。

ボギー構造であることから言っても相当重くて、クレーンで積み下ろしをしなきゃならないし、雨に当てない事も考えなきゃならない大事なものです。


左側はパーツ取り付け終わった貨車。 右はまだ手付かずです。


1両分です。

20点あるうちの18点を付けます。 1種類は余りますが、それ以外は壊したら予備も無いです。


水平に取り付けるべきステップですが。パーティングラインの上下で左右にズレているので大変大きく削る必要があります。


これもステップですが、右のものを左の大きさまで削る必要があります。


3両完成しました。

実はタンク車は取り付けパーツ無しでした。

まるでIMON製品のように完成状態で売られていました。

それはメーカーRocoとしては間違って全部つけて発売してしまった大失敗かもしれません。


あれっ? DRの文字が上下逆さまです。

珍しいエラー商品ではないかと色めきたったのですが、表記類をプリントしたパーツを上下逆に差し込んでいただけでした。