車体幅ほぼ同じである日本形と欧州形ですが、触ってみてブラスモデルの外殻の薄いことに驚きます。
屋根は低く浅い屋根ですが、ブラスだと中に入れる紙の寸法が大きいです。
そして紙は洋白エッチング窓桟より薄いので窓セルと車体の間に入ってしまいます。
計測用の短い紙だと簡単に窓セルの外側に回りますが、長いものはうまく行かないので幅を詰め、両面テープを用意して車体のその位置にセットしたら、これまた窓セルの外側に入ってしまい両面テープは用無しになってしまいました。
糊付フィルムを窓下に貼ります。
天井が白くなってだいぶ落ち着きますが、車内全部が赤11号だと真っ赤な内装になってしまいますのでせめて窓下だけは内装っぽい色にします、
乗務員室の中でも窓から丸見えの位置にスーパーキャパシタを隠しましたのでさらに誤魔化す為、半分ブラインドを下ろします。
細かい番手のグレーの耐水ペーパー紙やすりは45年前からイモンが使っている作戦です。
(繰り返しますが、スーパーキャパシタでは室内灯のチラツキは全く防げません。ここに見えるスーパーキャパシタは村田製作所がスマホ用に開発したスーパーキャパシタで、これだけは全くチラつき皆無に出来ます)
ブラインドを半分下ろしました。
キハ58系は床下は黒です。 グレーではありません。
内燃機関とその関連機器がグレーの塗装指定となって居り、鉄道だけではなくディーゼル船でも内燃機関とその為の機器、その為の配管はグレーなのだそうです。
キハ58は台車だけ黒で床下はグレーと思い込んで最初の模型ができてしまったために、後に続く各社製品全部間違ってしまったそうです。
実物はどうなっているか?
これも繰り返しですが、概ね正しく黒い床下にグレーの内燃機器が並んでいますが、実物も時々間違えた色に塗られているものがあります。 数は少ないですがジャンパー栓受が一番グレー出現が多い感じがしています。
と言うわけでコック色差し部分をマスキングして黒に塗ります。
カーブ用マスキングテープもあったことを思い出して使ってみます。 凸凹には強いはずです。
スコッチの黄色いテープにも強みがあります。 厚みが薄いことです。
結果が楽しみです。
が、実は大して違う結果にはなりませんでした。
この日は土曜日、晴れていたのに夕方大雨が降りました。
塗装する場所の気温28℃湿度は72%〜73%でした。
ピンチは意識していたのでリターダーシンナーもフラットベースも多めで、吹き付けてすぐに乾燥した部屋に運びました。
ギリギリ被らないで済んだ感じです。
車掌室、残念スーパーキャパシタが見えています。
ところで、IMONのパネルライトや台車は使いたい会社があれば数量値引きして提供します。
価格をつけてパーツとして売っているのはそういう事です。
台車を固定する方法に床上からねじ止めするMPギヤIMONギヤ用の止め方があります。
この場合、小さな隙間を確実に残せるならバネ無しが最高ではないか?という議論があります。
私もそうだと思っていたのですが、工房ミーティングでやはりバネがあった方が良いと言う意見に従うことにしました。
と言うのは、やはり走行中の安定で差があると言うことなのです。
全くその通りです。
車体が重いIMONのキハ58系の場合もその車体の揺れが気になることがあります。
バネはバネとしては置かれていませんが、集電ブラシがバネの代わりをしています。
しかし、車体が重いので不足です。
と言うことからバネを加えることにします。
IMONから最近発売された「ジャケット」まだ種類は揃っていませんが、これは「段付きビス」の発展形です。
段付きビスをこれに置き換えます。
ようやく組み上がりました。
前位である光源側から見た姿です。
光源反対側
この角度から見た時、一番手前のリクライニングシートの背面に光が回り込むことを考えてパネルライトの位置をトイレ寄りにずらしました。
こうしてみると一番後位のリクライニングチェアの背面は隠れて見えません。
せっかく意識したのに・・・
光源反対側から
光源がわ
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これは新しい印刷パターンのパネルと新しいアルミテープのテストです。
(光源は右側)
光源は左側
光源の近くに設けた穴から天井に漏れる光の様子を確認します。
結果の判定どうするのか、一晩考えます。