パネルライト実験 最後のMAV2

2021-07-14 | 鉄道模型
お休みにしようかと思いましたが、書きます。 何日分も貯めると大変なので


1970〜80年代頃のMAVの2等車のシートの張地は臙脂色のビニールシートだと思います。

チェコスロバキアの客車マニアが運営する“ワゴンウェブ“と言うものがあり、編成表と車内の写真も見られるようになっています。

車内の写真は、国家の依頼を受けたカメラマンが撮影し、人民に見せて旅行に誘うようなパンフレットを読み込んで配置したようなもので貴重な資料に頭が下がります。

X~9とXFー7を混ぜてフラットベースを入れたものを使うことにします。

ブラウンとフラットレッドを混ぜるのです。 このブラウンはブドウ色っぽい赤いブラウンです。

XF~64レッドブラウンという色があります。 このレッドブラウンは赤くない茶色です。 黄色い茶色です。 臙脂色のシート地の色に使うのは厳しいと思います。


XFー7は新しく買ってきて、この使いかけのXFー7にブラウンを投入して作ります。 こんな感じです。

この取り外すことに成功した片側シートに塗ってみてOKなら・・・まあOKとしました。


取り外せなかった片側シートへの塗装にかかりました。


筆のサイズは当初1号を使い、2号(少し太い)に変えましたが、筆塗りがあまりにも厳しくて・・・・難しい、すぐに疲れる、猛烈に時間がかかるのでめげました。


吹き付けを使うことにします。 筆塗りは不可能ですので仕方がない。

この缶スプレーは具合が良さそうと思って買ったのですが「ローズピンク」って聞いたことがある名前です。

もしやあの色?

多分そうです。 がっくりです。


思い切ってエナメルを吹き付けてみることにします。 調色したエナメルをそのままです。


なんとかなりました。

エナメルは吹き付けても使えるんですね。

めでたしめでたし。