ル・ミストラル

2021-07-26 | 鉄道模型
欧州型は最近猛烈に燃えてしまっていました。

そんな中でも、近付いてはいけない!・・・と思っていたフランス形にちょっと手を出してしまいました。

「地獄の始まり」にならなければ幸いですが。


1976-07-16 おそらくパリEst駅。

ル・ミストラルとは関係ないですが

パリ “Est“ か “Lyon“ ですが(ネガ袋のメモ)どちらだかはっきりしませんがこんなにせせこましく高架線が被ってきているのはEstでしょう。

1976年は、この後Lyon駅からスイスのBrigに行きますが、一泊してからなのかどうか?も思い出せません。


私は間もなく東急電車に作業場を全て明け渡す事になるのでそう続くわけでは無いはずです。


セット1(41-105)です。

3両セットを3種類に「増結はお好きに」というセットです。

TEEの帯を巻いたミストラルは持っていても良いかなと思ったのです。


ラベルを撮っておく事は多いのですが、わざわざ此処に載せたのは、ラベルの貼り方が随分雑だなと思ったからです。


プラスチック製品特有の、買った人にたくさん仕事をさせる部分はしっかりあります。

行先表示板は0.2mmの洋白板をエッチングして文字の浮きだし1.5mm、地は厚さ0.5mmしか有りません。
その状態でランナーから切り落とした残りが右下に付いているのをバローベのヤスリで削らなきゃ成りません。

ダイヤモンドの傷を見る10倍ルーペで見ながら正しい位置にまっすぐ貼るのは大変です。


青い短い電源車です。

ラベルの絵を見るとこちら側が機関車側に書かれていますので、幌を畳んだ姿のものに幌吊りとともに交換します。


これは最後尾の「ワゴン・リ」の食堂車“3342“です。 こちらが最後尾側という事らしく、畳まれた幌が取り付けられています。

何をどうしようにもカプラー取付座が頑張りすぎていて手の打ちようがない感じです。

LSモデルのワゴン・リは、幌、屋根という順番に「死ぬ気で」分解しなくてはならないので分解して取付座を取り去るのは嫌です。


首チョンパです。


レールカッティングニッパーはピッタリです。


さらに根元までバッサリ!

切りすぎだったかもしれません。(もう少しだけ残した方が安定した感じでした)


指定のパーツを指定の位置に取り付けましたが、そうすると同じく指定のエアホースが、用意された穴に取り付け不可能です。

仕方がないので同じ様な大きさの穴を同じ間隔で内側に穴あけします。


しかも、指定のパーツは幌の下側の配管が邪魔で取付け不能です。

邪魔な部分はニッパーで切り剥がします。


下側だけで繋がった形に4つ改造します。


フックの取付穴もノギスで測って適当な穴を開けてステンレス客車用に同梱されているフック(鎖付き)を取り付けました。


こんな感じになりました。 よかったよかった。 製品としてはパーツが大半取付られず、めちゃくちゃでした。


通路には窓の真ん中の高さに手摺が通っていますが、それが曲がった車両が一両ありました。


分解して外装と内装の間に挟まって接着されている洋白線をまっすぐにしました。

本来収まるところに収めればまっすぐです。 組立が少し「雑」みたいです。


“ル・ミストラル“の編成の中核を成すA8u(コンパートメントが8つ)客室側
(ポップアップします)


通路側(これはあまりポップアップしません・・・画像送り出しを一回忘れてしまったからです)


増結編成側最後尾の冷房無し食堂車(あまりポップアップしません)


その反対側(ポップアップします)


最後尾の姿です。(残念、ポップアップしません)


編成前部に付く冷房付き食堂車、食堂側。(これ以降の写真はポップアップします・・・イモンは寝ぼけている)


基本編成の食堂車、厨房側


食堂車と電源車の間に付くプルマン車

(アップルはATOKと比べても常識に欠けます。 イライラします)


プルマン車反対サイド


基本編成最後尾、途中切り離し編成との境に付く「バー」車


その反対サイド、バーのある方です。

これらの写真はオリンパスTGー5、深度合成で手持ち撮影です。 あまり時間をかけたくないからです。


電源車、プルマン寄り


電源車、機関車寄り


機関車側の端面です。

模型としてはなかなか仕上げが甘く、ここから地獄の作業に入ります。

嘘でしょ!っという感じです。