3月8日

2022-03-09 | 鉄道模型
蒸機を作ろう”が完成、発売中です。


現在のところIMON、書泉、エコーモデル、マツモト模型などのほか今野喜郎会長に直接申し込むという手があるようです。

IMONで通販という手をお勧めいたします。

今野喜郎会長率いるKKCは名前が白人至上主義団体に似ているから怖いかと思えば「古典」「軽便」「地方私鉄」というわけで、スクラッチで作ってしまおうという怖い(何を言っているのかわからんです)凄い人たちです。


なにしろ面白くて止まらない危険な書物です。

一点だけ、
ベリリウム銅はメーカーとしてのIMONは猛然と使いましたが、メッキ無しで使った場合ある日突然通電しなくなるというトラブルに遭い「嘘でしょう?」ということになったのですが、金属材料屋曰く「そういう材料だから警戒を要す」と言われ、全て燐青銅に戻りました。

まあこの件は「本当の話なのか?」というところもあります。

ただ、鉄道模型メーカーごときが使うには毒性が危険すぎる(削りカスを吸うなどは宜しくない)と解説されていますので、クダンの話は嘘で、労務問題というか工房メンバーを守るためということであったかもしれません。

ところで燐青銅線をイモンは愛用していますが、本線電車などは径0.25mmが抜群です。

また、蒸機は動輪の絶縁側、非絶縁側から集電ブラシで集電するのが具合が良いですが、IMONの蒸機用集電ブラシ(曲げ済みの燐青銅黒ニッケルメッキ)は具合が良いと思います。
https://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=product_info&products_id=174193

如何なる形式でも使えるものだと思います。軽便DLとか。

(イモンは珊瑚製キットに使って感心しました)

何故動輪かというと、動輪なら少々強くても走行への影響が少ない(重量でストールする弱いモーターは絶対NGだからです・・・逆にモーターの余力は牽引力には無関係です)
それに対して従輪、先輪テンダーなどは転がりが良いほど脱線し難いので集電ブラシはNGです・・・だけどIMONの木曽BLWは従輪にも両極集電ブラシ付きだったかもしれません。(乘工社のフェロースイス商品のスタイル・・・集電ブラシからほぼ直接床板の基板へ)

何せ軸受やオイルレスメタル経由ではなく、タイヤ裏面から(非絶縁側と言えども)集電ブラシでがっちり拾うことが重要だと思います。


すみません、急いで本線に戻ります。


マッハの車体差し込みステップ・・・これが神隠しに遭ったのでした。


デハ3508連結面側

3508は5個ですが中央の3つが近くて両側が遠いです。


デハ3508前側


デハ3507連結面側

3507は4個です。 海坊主になると5個目が増設されますが、4個は動かさず近い位置、下側に加わります。

デハ3500形もこの辺り多様性でしょうか・・・


デハ3507前側

屋上配線パーツが残念です。 差し込みステップは100倍良いです。

穴が変な位置になってもカバーできるパーツがあります・・・左半分を黙って使えば良いわけです。


サハ3254、穴あけ位置を罫書きしてからステンレススケールをそのままでドリルしました。 それが正解っぽいです。


イモンが相当やきが入っている・・・というかこんな簡単な罫書きで1mm間違えました。


この作業があること忘れて真鍮の骨を変なところに使ってしまい「馬鹿者!」という感じですが、なっmとかなりました。


もう一丁!


これが厄介な真鍮骨です。 厄介な電車です。 これを削るのです。


とりあえず削りました。

もう少し頑張らねば・・・


屋根のステップはまあまあでした。

もう気がつかれた方もいるかもしれませんが、イモンが考えた今回のやり方はそう悪くは無かったですが、雨樋とそれに合わせて削った屋根がもう少し長ければ何倍も何十倍も良い出来だったかもしれません。

全く残念です。