魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ウスコモン日記 2012年10月4日

2012年10月04日 22時50分49秒 | ウスコモン日記

 
ウスコモンサンゴ日記も、ひと月ほど間隔があいてしまいました。

 
前回「育っている」と報告しましたウスコモンサンゴのエッジの部分は、下の部分が少し大きくなっているのですが成長のスピードはあまり早くないです。それでもちゃんとポリプをだしたりしていて、健康でないわけではないようです。添加剤は以前ご紹介したものと一緒ですが、カルシウムやマグネシウムを添加するスピードを早くしています。本日も10mlほど追加で添加しました。
 
 
ちょうどライブロックをおおいはじめているところ。このあたりの部分が育ってきたらどれだけ成長しているかがわかりやすいのです。したがって一番気にしている部分。白っぽく見えるのは、サンゴが出す粘液が絡みとったデトリタスだと思います。
 
 
横に別の破片を置いてみました。成長がイマイチだった部分。ここだと光もよくあたるので成長は早いかもしれません。
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馬関の魚

2012年10月02日 23時18分14秒 | 魚市場
 
魚市場見学や釣り、魚の採集なども楽しみました。
 

 
下関魚市場は今現在でも5統10隻の沖合底曳網船が籍を置いております。このあたりの船は「以東底曳網」とよばれ、東経128度より東で操業をします。それより西で操業をするのは以西底曳網で、これは長崎などに見られ、下関でもかつてはありましたが、現在は撤退しているようです。
 
魚市場は昼間は閑散としています。
 
 
夜間、といっても日にちが変わるくらいになると魚市場はとてもにぎやかになります。写真ではそれをお伝えすることが難しいのですが、漁業従事者の声や、沖合底曳網船、フォークリフトのエンジン音なども響き、昼間の閑散とした様子と大きく異なります。
 
 
下関では上にも述べたようにまだ10隻からなる沖合底曳網船が残っています。今回は2統4隻の船が水揚げを行っておりました。水揚げされた魚はマトウダイやマダイ、キダイ、ホウボウなどの各種魚類。
 
 
アンコウ類、おそらくキアンコウLophius litulon (Jordan)と思われるものもあがっていました。これはまだ小ぶりで大きいものではトロ箱でまる1匹というサイズのものもあがります。
 
 
こちらはウマヅラハギThamnaconus modestus (Günther)ばかりのトロ箱。地元でもよく消費されるほか、韓国へも輸出されます。ウマヅラハギは八幡浜ではあまり見ませんでした・・・。
 
 
フサカサゴScorpaena onaria Jordan and Snyder。底曳網で漁獲されたのですが、傷も少なくきれいです。
 
 
サバフグの仲間もいくつかあがります。これはシロサバフグLagocephalus spadiceus (Richardson)のようです。やや尾鰭が湾入し、尾鰭の下半分が白い。日本のものは肉など無毒だが熱帯のものは有毒。最近学名が変更されています。
 
 
下関の周辺は、休日や夕方には釣り人の姿も見られます。私につれた魚は残念ながら2種のみでした。
 
 
ショウサイフグ Takifugu snyderi (Abe)。成魚は食用魚ですが内臓に強い毒があり、筋肉にも毒があり。なので多くは食すべきではないそう。臀鰭は白っぽいです。
 
 
マダイPagrus major (Temminck and Schlegel)。こちらは成魚は食用になります。陸から釣れるのは小型の個体ばかり。このほか、メジナ、シロメバル、クサフグ、ボラ、ナルトビエイなどを水面から確認。とくにナルトビエイは迫力があります。泳ぐ姿がかっこいいのだ。
 
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馬関観光2

2012年10月01日 22時44分06秒 | 
 
 
前回の続き。唐戸市場を覗いたあとは、壇ノ浦方面へ進路をとりました。

 
下関といえば「巌流島の戦い」でしょうが、平安時代には源平の合戦も行われていました。これらの二つの戦いで、下関は歴史愛好家にも有名な場所になっています。
 
 
古戦場跡は関門橋の近くにあります。壇ノ浦から関門海峡を望む様子。
 
 
 
 
近くには関門国道トンネルの下関側入り口があります。写真でカットしていますが、手前の料金箱のすぐ脇に人がいて、料金未払いでの通行がないかチェックしているそうです。歩行者は無料、自転車は20円ですが、トンネル内では自転車に乗ってはいけない、すなわち押していけ、ということ。なら自転車も歩行者同じく無料にすべきでは??
 
 
中は決して暗くないのですが、湿気が多く、フラッシュをたくとあまりにも暗い・・・。
 
 
すさまじい湿気です。なんと1日に4、800トンの海水がトンネルの中にしみこんでいるのだそうです。そしてたまらないようにするため、ポンプで海水を排水しているのだとか・・・。開通は1958年と古いトンネルで、リフレッシュ工事も行われています。ちなみにJRの関門鉄道トンネルは、世界で初めての海底にある鉄道トンネルで、1942年に開通しました。
 
 
関門トンネルの県境に立っています。左側が福岡県、右側が山口県。
 
 
門司側の入り口。国道2号線です。
 
 
ようやく地表にでることができました。下関側とちがい、門司の人道出入口はやや小高い起伏の激しい場所にあります。
 
 
門司側は下関よりも、町中からは離れているという印象・・・。ここには神社があります。
 
 
門司から見た関門海峡。このあと自転車で門司の市街地へと繰り出すのですが疲れたので帰ることに。そして帰り道には自転車のサドルが故障という事態も発生してしまいました。帰りにスーパーマーケットでおかずを購入して帰りました。
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