魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

今日の日記 タブレット端末とソウシハギ

2012年10月28日 14時40分06秒 | Fish news

今日、タブレット端末を買いました。今日からはこの端末でもブログ更新しますのでお楽しみに。 端末はドコモのクロッシィ。名前がえらいかっこいいですが、平べったくて持ち運びにもあまり苦労せず楽そうです。そしてなんと写真も撮れるし、インターネットはPCと同じ感じで見ることはできるしで、とても面白そうです。釣り場にこれをもっていけば、魚図鑑と接続して、これは食える魚だ、これは食っても美味しくない、などわかるかもしれませんし、磯採集の時には、これは協調性があるから大丈夫とか、これは他の魚の鱗を食うとか、これは皮膚から毒をだすので採集したミゾレチョウチョウウオとは別の容器で運搬するべき、といったことも簡単にわかるかもしれませんね。

 
さて、それで書かないといけないことがあった。ソウシハギ。
 
 
Yahoo!ニュースの記事のリンク(J-Cast)ですが、これの編集内容はちょっと疑問です。タイトルは、「食べたら半日で死にいたる猛毒魚 ソウシハギ 全国で目撃情報」で、サブタイトルは「フグの70倍のパリトキシンで6人が犠牲に」というもの。 これでは、ソウシハギを食べたら半日で死にこれまでに6人がソウシハギのパリトキシンで亡くなってると捉えられるかもしれません。
 
もしパリトキシンを内臓にもつ魚が危険であれば、沖縄の市場にでるブダイ科の魚、サザナミヤッコ、ロクセンヤッコなど、パリトキシンを含むといわれるある種の無脊椎動物を食う可能性があるものはすべて流通ができなくなってしまいます。
 
ソウシハギは基本的に毒は消化器系にあり、筋肉には毒はないとされています。
 
最近日本は、石垣市の尖閣諸島をめぐる問題で中国と対立状態にありますが、このリンク先のコメント欄でも「中国人に食わせてやれ」というコメントがありますが、たぶん中国の方は喜んでいただくでしょう。これは中国やフィリピン、日本でも沖縄地方で食用とされているのです。
 
釣れたらまずは同定。ソウシハギは尾鰭が長く体に青い斑紋があり、他のカワハギの仲間と区別できます。そしてクロッシィ端末の出番。ソウシハギが釣れた場合の処理法などを検索することができますでしょう。具体的には、内臓を捨てて、筋肉をよく洗って食するべきです。内臓はなるべく早く処理しましょう。
コメント (5)
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