3日間もおさぼりしてしまいました・・・。
今日も北海道産の面白い魚をご紹介。カレイ目・カレイ科・ツノガレイ属のコガネガレイ。コガネガレイも名前をきくことは多いものの、まだ姿を見ることができなかった。しかし今回は初めて姿を見ることができた。ほかのツノガレイ属魚との見分け方もご紹介。
まず背鰭基部付近にまで達する側線分岐がないことで、よく似ているシュムシュガレイやアサバガレイなどと見分けることができる。また口のサイズもマコガレイやマガレイ等よりは大きい。頭部背縁が盛り上がらないことでスナガレイや、ハナガレイとも区別できる。
背鰭や臀鰭には縞模様がなくクロガシラガレイやトウガレイ、クロガレイなどとも区別できる。カラフトガレイとはやや体高があることや有眼側の鱗の様子で区別することができる。
コガネガレイは英語名でイエローフィンソールと呼ばれているが、その由来は新鮮な個体の無眼側の背鰭と臀鰭が黄色っぽくなるところからきているようだ。この個体は冷凍しているが、それでも黄色っぽい鰭の様子はわかる。
今回の個体も唐揚げで食したが、私はこの仲間を唐揚げで食すのが好きなようだ。カレイの煮つけも美味しいのだが、たくさんはなかなか食べられない。坂口太一さん、今回もありがとうございました。