魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ソーシャルラス

2013年01月26日 22時10分06秒 | 魚紹介

ベラの仲間も多数の種がいますが、イトヒキベラ属のものほど派手な魚もいないでしょう。
これはソーシャルラスCirrhilabrus rubriventralis (Springer and Randall,1974)と呼ばれる種類のイトヒキベラです。
 
 
イトヒキベラの仲間もほとんどの種類が観賞魚として日本に輸入されています。昨年も3種ほどが新種記載されたようですが、まだまだ未記載のものも数多くいるようです。この種類はスリランカから東アフリカ、紅海、オマーン湾と広域に生息するのですが、お伺いしましたところ、再度精査が必要のようです。
 
 
そして本種の場合目を引くのが背鰭の形状。背鰭の1から2本はよく伸びるのですが、これは雄のみの特徴です。イトヒキベラ属の魚もベラ科の魚ですので、もちろん雌雄で色彩の差はあります(中にはあまり色彩の差がないものもいます)。そして雌は同定が難しいものもいます。
腹鰭もよくのびて非常に格好いい魚です。
 
 
コメント (2)
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