♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■故郷の言葉で / 板倉邦雄

2018年08月14日 | Weblog
2018/7/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「故郷(ふるさと)の言葉で」という題でお話ししましょう。
 
聖霊降臨の出来事はイエス・キリストの弟子たちや信徒たちにとって衝撃的なことでした。激しい風が吹いてきたような音と舌のよなものが炎のように分かれて現れ、弟子たちと信徒たちの上にとどまったからです。使徒の働き二章の続きです。

 さてこの出来事は過越しの祭りから50日目の収穫祭の時でしたので人出は大勢でした。聖霊降臨の物音を聞いた巡礼者たちが集まってきたのです。信仰深い人たちはあっけに取られてしまいました。更に、「驚き怪しんだ」と聖書に書いてあります。それは弟子たちが、自分たちが生まれたふるさとの国語で話していたからです。互いに顔を見合わせながら言いました。「今話しているこの人たちはみなガリラヤ人ではないか。しかも多くは漁師たちではないか。それなのに私たちがそれぞれ生まれ故郷の国語を彼らから聞かされるとは一体どうしたことなんだ。」 巡礼者の中にはメソポタミア地方、カッパドキアの小アジア地方、エジプト、それにリビアの地方から来ていたユダヤ人たちでした。ローマからの巡礼者といった具合に当時の全世界から集まっていたのです。それがどうでしょう、それぞれの生まれ故郷のことばで神様の話を聞くことができたのです。ですから聖霊降臨の出来事はバブルの塔で混乱した言語が再び一つにされていく時だったのではないでしょうか。ことばが分からなければ心の交流はできません。聖霊は様々な異なる言語や文化を越えて、私たちの心に一致を与えてくださるのではないでしょうか。

 同じことばを語りながらお互いを理解することが困難な時代になってきました。理性を持って互いに話し合うことができなくなりつつあります。顔中、口だらけの怪物が自分の主張だけををオームのように繰り返すだけになってきました。天の神様からの聖霊を注いでいただき、お互いが理解できるふるさとのことばで話したいものです。

   (PBA制作「世の光」2018.7.10放送でのお話より )

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