♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■苦しみを聞き入れられた / 福井 誠

2018年08月15日 | Weblog
2018/7/11放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「苦しみを聞き入れられた」です。 創世記16章11節から読んでみましょう。
主が、あなたの苦しみを聞き入れられたから。」(新改訳2017)

 今日は創世記に描かれたハガルの人生を考えて参りましょう。ハガルに起こった出来事を知ると、本当にかわいそうだというか、人生って何なのかなあと思うところがありますねえ。ハガルは創世記の中では完全に脇役です。しかも御主人のアブラムとその妻サライの人生に振り回されたさんざんな出来事に遭遇しますねえ。今の日本では考えられませんが、当時は跡継ぎが欲しいのに子どもが生まれなかったのなら、奴隷に子どもを産ませて跡継ぎにするという考え方がありました。アブラムの妻サライは奴隷のハガルを選びました。そしてハガルはイシマエルという子どもを御主人のアブラムとサライさんのために産んだのです。

 ところがその後、ハガルは御主人の妻サライを軽く見るようになってしまったので、ハガルはいじめ抜かれて結局、子どももろともに家を追い出されてしまうのですねえ。当時働く術のない女性が一人で子どもを抱えて追い出されるというのは、もう死ぬしかないという状況でした。ご主人の妻サライを軽く見た報酬が、余りにも手厳しい。そもそも考えてみれば、アブラムとその妻サライの都合に振り回された結果ではないか。何とも不条理な、と思う所ですねえ。ただ彼女が奴隷であった以上、その立場を超えることはやはり当時は赦されなかったのです。当時の時代によっては当然の報いだったのでしょう。

 けれどもどうでしょうか、私たちにはそんなことはよくあるものですね。人間というのは本当に愚かな者で、未熟さのゆえにいろいろと失敗してしまうものです。そして失敗したあげくに取り返しのつかない結果を刈り取る。つまり、ハガルのように煮え湯を飲まされることもあるでしょうね。

 でもそんな時にこの箇所をもう一度よく読んで欲しいのです。神様はそんな愚かなハガルのこともちゃんと心に留めて、良くしてくださっていますね。人が見捨てても神様は決して見捨てられないお方です。不条理な結果を刈り取った、もう自分の人生はだめだ、と思う時にこそ神様の配慮があることを信頼して参りたいものですね。

(PBA制作「世の光」2018.7.11放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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