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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■マリアの信仰/羽鳥頼和

2015年12月19日 | Weblog
2015/12/19放送


 「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」イザヤ書 9章6節

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週はクリスマス・スペシャルとしてお送りしています。今日は有名な受胎告知の場面から、マリヤの信仰についてお話します。

 御使いガブリエルがナザレという町のマリヤの所に来ました。御使いはマリヤに言いました。
 「おめでとう、恵まれた方。」(ルカ 1章28節)

 マリヤがひどく戸惑っていると御使いは言いました。
 「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。・・・あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。」(ルカ 1章30節、31節) 

 マリヤは言いました。
 「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」(ルカ 1章34節)

 御使いは言いました。
 「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方(神)の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、・・・神の子と呼ばれます。・・・神にとって不可能なことは一つもありません。」(ルカ 1章35節、37節)

 御使いのことばを聞いてマリヤは言いました。
 「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」(ルカ 1章38節)

 驚くべきことばです。その通りになればマリヤは世間の厳しい目にさらされることになります。ふしだらな女のレッテルを張られ、村八分になるかもしれません。しかしマリヤは「私は主のはしためです。おことば通りこの身になりますように。」と言いました。どうしてこう言えたのでしょう。それはマリアが神を絶対的に信頼していたからです。それがマリヤの信仰だったのです。普通の出産でも大変で不安を感じるのに、神の子を宿すなど人知をはるかに超えたことで、不安どころか恐ろしくて受け入れがたいことです。しかしマリヤは受け入れました。それは神を信頼したからです。このようなすごい信仰をなぜマリヤは持つことができたのでしょう。それはマリヤが自分をはしため、つまり召使いと認める謙虚な人だったからではないかと私は思います。謙虚にへりくだるマリヤに神が信仰を与えてくださったのです。

 神はあなたにも信仰を与えてくださいます。明日は日曜日です。キリスト教会ではクリスマスの礼拝を行います。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.12.19放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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