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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■喜び溢れて/関根弘興

2015年12月21日 | Weblog
2015/12/21放送


 ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。
 主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

                             イザヤ書 9章6節

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。
 
 クリスマスそれはイエス・キリストの誕生を記念する時です。イエス・キリストはベツレヘムという村でそれも家畜小屋でお生れになりました。そんな寂しい場所で誕生なさった救い主のもとに最初にやってきたのは貧しい羊飼いたちでした。なぜなら羊飼いたちは、イエス・キリストがお生まれになった時、御使いのことばを聞いたからです。こんなことばでした。
 「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(ルカ福音書 2章11節)

 当時の社会では羊飼いたちは貧しく軽んじられていた人たちでした。誰一人として羊飼いたちに「あなたがたのために救い主が来られるよ」なんて言ってくれる人などいませんでした。ところが御使いは、いの一番に羊飼いたちに「今日あなたがたのために救い主がお生まれになった」と告げたのです。

 「あなたのために」ということばは嬉しいですよね。他の人のためじゃないんです。「あなたのため」なんです。「イエス様はあなたの救い主なんですよ。」 そういうことばを聞いたんです。それもいつ来るか分からない救い主ではなく、「今日来てくださったんですよ。」と告げられたのです。

 クリスマスのこの時、あの羊飼いに語られたことばはラジオを聴いているあなたには実は語られていることをあなたは御存知ですか? 他の人ではなく、あなたのために救い主は来てくださったという、天からのメッセージです。

 クリスマスはどうして喜びが溢れるのでしょう。それはあなたのために救い主が来てくださったから、そこに喜びが湧き起こるのです。当時の羊飼いたちは貧しく、社会的地位も財産も何もない無名の人たちでした。しかし彼らは大きな喜びに満たされました。そして喜びを知った彼らは今度は多くの人に喜びを知らせる伝達者となっていきました。まさに人生の大逆転がクリスマスに起こったんです。そしてそれはあなたの人生にも起こるのです。

 (PBA制作「世の光」2015.12.21放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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