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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■恵みを数える

2010年12月03日 | Weblog
2010/12/03 放送

 世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。 

 2010年を振り返る最後の月を迎えています。 この一年を通してあなたの歩みはいかがでしたでしょうか。 順調の時も逆境と思える時もあったかもしれませんねえ。 人生には様々な悲しみや苦しみが伴うからです。 

 今日の詩篇は43篇です。 2節と3節をお読みします。 
 「なぜあなたは私を拒まれたのですか。なぜ私は敵のしいたげに、嘆いて歩き回るのですか。 どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向かってそれらが、私を連れて行きますように。

 この詩篇の作者は神様が自分を拒んだのではないか、というような経験をしました。 敵の存在によって傷を受け、虐げられ、嘆きと涙がその歩みを覆ったのです。 この一年を振り返る時、同じように、自分は神様から拒まれているのではないか、と思うような経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 しかし、そのような悲しみの中で、この作者は、自分がどこに向かうべきかを知っていました。 嘆き、悲しみを正直に告白しつつも、神様の光とまことを自分に送って欲しいと祈ります。 闇の中で自らを導き、歩みを照らし、まことへと導く光と真理を求めたのです。 そして神様がいつも共にいてくださることを示す場所、聖なる山、神の宮へと心を向け、その光とまことが自分をそこに連れていってくださるようにと祈り求め、それらは応えられ、祝福へと導かれます。 彼は苦しみの中から神様を見上げています。 そして神様のみもとに行くことを心から求め、喜び、神を賛美しているのです。

 次の4節をお読みします。 
 「こうして、私は神の祭壇、私の最も喜びとする神のみもとに行き、立琴に合わせて、あなたをほめたたえましょう。神よ。私の神よ。

 一年の最後の月です。 神の恵みを数え、感謝しましょう。 そしてあなたも神様のみもと、教会へ行きませんか? クリスマスは神様があなたを愛しておられることの証しです。 その愛に応えて、あなたも神のみもとに行き、心から神を賛美しましょう。 

 それではまた聴いてください。
 
   (PBA制作「世の光」2010.12.3放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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