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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■たましいの喜び / 岩井基雄

2014年11月07日 | Weblog
2014/11/07放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 皆さんにとって「喜び」とは何かを経験したり獲得したり他の人からの賞賛だったりすることが多いかもしれませんね。しかし、これからお読みする詩篇の中でダビデが神様に求める「喜び」とは、それらとは少し違うようです。詩篇の86篇3節から5節をお読みします。

 「主よ。私をあわれんでください。私は一日中あなたに呼ばわっていますから。あなたのしもべのたましいを喜ばせてください。主よ。私のたましいはあなたを仰いでいますから。主よ。まことにあなたはいつくしみ深く、赦しに富み、あなたを呼び求めるすべての者に、恵み豊かであられます。」

 ここでダビデは、「あなたのしもべの魂を喜ばせてください。主よ。私のたましいはあなたを仰いでいますから。」とあり、身体や心ではなく魂の喜びと表現しました。魂とは神を求める心の深みにある渇きといっても良いでしょうか。私たちは神様の愛と憐れみを受け取らなければ魂の喜びが満たされることはないのですね。

 このダビデは以前、部下の妻に横恋慕し、その発覚を恐れて部下が戦いで殺されるように仕組むという恐ろしい罪を犯しました。そんなダビデにとって本当の喜びとは魂の喜びであり、神様の憐れみとそして赦しだったのです。この86篇の5節のことばの背景には、出エジプトのリーダー、モーセへの主のことばがあると言われています。イスラエルが罪を犯した時、神は再び憐れみを与える場面で次のように彼に語られました。

 「主、主は、あわれみ深く、情け深い神、怒るのにおそく、恵みとまことに富み、」 旧約聖書 出エジプト記34章6節
 
 神様からの憐れみと赦し、そして恵みを受け取ることこそが魂の喜びに繋がっていきます。失敗や過ち、また罪を犯してしまう弱い私たちを神様は憐れみ、私たちの代りに独り子イエス・キリストを十字架にかけ、私たちへの愛と罪の赦しを豊かに示してくださったのです。私たちの本当の喜びに必要なのは、神様の愛と憐れみ、そして赦しと恵みです。あなたも神のもとに来てこの赦しを豊かに受け取りませんか?

(PBA制作「世の光」2014.11.07放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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