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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■石膏のつぼ /山中直義

2011年02月12日 | Weblog
2011/2/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。山中直義です。今日は「石膏の壷」と題して、人生を左右する決断について考えたいと思います。

 私たちは自分の人生を何のために誰のために使おうとしているでしょうか。新約聖書マルコの福井書14章に一人の女性が登場します。3節を読みます。

 「イエスが・・・食卓に着いておられると、ひとりの女が、純粋で、非常に高価なナルド油の入った石膏のつぼを持って来て、そのつぼを割り、イエスの頭に注いだ。

 石膏の壷に入っていたあの香油は当時の平均年収に相当する高価なものであった、と聖書は言います。当時の石膏の壷は継ぎ目がなく密閉されたもので、一度割るともう後戻りができない、後は中にあるものを注ぎ切るしかない、と言うものでした。ですから、あの壷を割ったこの女性の行為は大変大胆で衝撃的な行為であったといえます。あの女性はイエス様のために石膏の壷を割りました。自分のためではなく人々のためでもなく、イエス様のために大切な香油を使いたい、そう願ったからです。そして彼女が注いだあの香油はイエス様の埋葬の準備、イエス様が十字架に架かられるための大切な備えとなって用いられた、と聖書は言います。

 私は石膏の壷を割るというこの行為に、私たちの人生の大切な決断が重なるように思うんです。一度決断すればもう後戻りはできない、後はその決断に従って人生を捧げるのみ。そんな決断が私たちの人生にもあるのではないでしょうか。

 イエス・キリストは私たちを救うために人となり、十字架にかかってくださいました。私たちを救うために命を注ぎ切るために、まさに後戻りのできない決断をしてくださったのです。

 あなたは誰のために生きる決断をされるでしょうか。イエス様のために石膏の壷を割る。そこから本当に豊かな人生が始まることをぜひあなたにも知っていただきたいのです。

 聖書のことば
 「なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。」 新約聖書 ヨハネの福音書6章27節

     (PBA制作「世の光」2011.2.12放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)


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