世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。
えー、1900年の今日、6月29日にですねえ、『星の王子様』で有名なサン・テグジュペリがフランスに誕生したという日なんですねえ。 で、リスナーの中にも『星の王子様』を愛読しておられる方が結構いらっしゃるんじゃないかなあ、と思うんですけれども。
この方はですねえ、第二次大戦中に、アメリカに亡命していた彼が母国のフランスにいる無二の親友に二度とこの世で会えなくなるかもしれないっていうふうに思って、それならば友情だけでなくって魂そのものまで形見に遺さなければというので、あの『星の王子様』ってのを書いたんだそうですね。 つまり無二の親友に心を込めて書いたものということで、彼はその中でも、あの人こそ私の友だちだということのできる人は稀だ、っていうふうなことも言ったりしてるんですけれども、お聴きの方々はいかがでしょうかねえ。 私には無二の親友がいるっていうふうに言える方は幸せかなあというふうに思うんですけど。
私は幸い無二の親友というのは与えられていましてですねえ。 同じようにクリスチャンなんですけれども、初めは私はその人のことをあまり好きではなかったんですが、一緒にこう神様を讃美しておる時に、本当に心いっぱい、涙を浮かべながら神様を讃美している姿を見て、ああこの人は神様を愛している人なんだ、そしてこの人は神様に愛されている人なんだ、と思ったら、無性にその人が好きになってですね、それから50年もこの友情は続いているんですね。 しかしその共通のその神様の愛ということによって結ばれているお互いだということを思うんですけども。
聖書の中にですね、「わたしはあなたがたを友と呼んだ。」(ヨハネの福音書 15章15節 口語訳聖書)ということばがあります。 これはイエス・キリストが弟子たちに向かって言ったことばなんですね。 で、ある方々は、私には本当に無二の親友なんかはいないなあ、ほんとの何でも打ち明けられる、私のことを理解してくれる友だちがいないなあ、という方がおられるかもしれませんけれどもね、有名な讃美歌に「慈しみ深き友なるイエスは」という讃美がありますけども、イエス・キリストは「わたしはあなたのことを友と呼んだのだ」(とおっしゃる方。) それは単なる口先ではなくって、---友のためにいのちを捨てる、これほど大きな愛はないっていうことを(イエス・キリストは)おっしゃいましたけれども---、イエス・キリストは事実私たちを、友のためにいのちを捨てて罪から救い出し、神の子どもとしてくださった、という、いのちがけで愛しておってくださるという友がいる、ということを知ったら、その人生は変わるんじゃないか、と思うんですね。 どなたもが、あなたの友となってくださるイエス様を知っていただきたい。 そう思うんです。
( PBA制作「世の光」2009.6.29放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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