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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生を覆う影 - 孤独感 / 関根弘興

2025年05月13日 | Weblog

2025/2/4放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 今、多くの人の心を覆い、人生をつまらないものだと思わせてしまう、まるで人生を覆う影のようなものが幾つかある。そういう風に思います。 昨日はその一つは、自分に対する無価値感であるというお話をしました。

 でも聖書は、「神様は愛です」と書かれているように、神様の愛の対象として一人一人がいるのだ、存在しているのだ、だから決して無価値な存在ではない、というお話を致しました。

 それでは、二つ目は何でしょう。それは孤独感です。誰も孤立的に生きることを願っている人などいません。誰か一緒に共感して、共有して生きていきたい、そう願っています。
 ご存知ですか? 孤独になる時の決まり文句というのがあるんですよねぇ。それは「誰も私のことを分かっちゃくれない」というそういうことばです。

 今の時代はなにかと承認欲求というものが全面に出ている時代です。どれだけ、投稿したインターネットのサイトに「いいね」が付くかをまるで競うかのように投稿するわけですよねえ。誰かと何かで繋がっていたい、そういう思いを誰もが持っています。
 でも、どんなに「いいね」が付いても、ネット社会の中でたくさんの繋がりがあると思わされても、人の心はとても複雑です。自分だけ取り残されてしまうのではないかぁ?、というまるで脅迫感のようなものさえ抱いてしまう、そんな時代に私たちは生きていると思います。

 そして、最後には人間関係そのものに疲れてしまい、本当は孤独でいることは嫌なんだけれど関わりが始まると周りに自分を合わせなければならないし、しんどさを抱えてしまう、そんな思いを持つ多くの人たちがいます。
 ですから、孤独を味わいたくはないけれど、でもここから消えてしまいたい、と思っている人は少なくありません。

 私は讃美歌の『いつくしみ深き友なるイエス』、この讃美歌が大好きです。もし私たちの最善を願い、いつも一緒にいてくださる慈しみ深い方がいてくれるなら、人は必ずそこに安息を見出すことが出来ます。

 聖書はあなたに伝えています。その方こそ救い主イエス・キリストである、と。

 「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを捨てない。見よ、終わりまでわたしはいつもあなたとともにいる。」と、こう約束されるイエス・キリストは、今日もいてくださるのです。


 ( PBA制作「世の光」 2025.2.4放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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