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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■時のしるしを見分ける / 福井 誠

2012年05月10日 | Weblog
2012/5/10放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「時のしるしを見分ける」です。

それではマタイの福音書16章3節から読んでみましょう。

 朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ。』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。

 ユダヤの宗教家がイエスを試そうとして「天からのしるしを見せてください。」と頼みました(マタイの福音書16章1節)。「しるし」と訳されたことばは単に奇跡や力を意味するのではなくてイエスがどういうお方なのかということが分るような不思議なこと、つまりイエスを約束の救い主・メシヤであると証拠づけるものを意味しています。しかしイエスが公に宣教を開始してから彼らがこのように頼み込んだのは実は4度目になります。その間彼らは沢山のイエスの奇蹟を見てきたのですが、それらを決してしるしであるとは認めようとはしなかった訳です。奇跡、それだけではない。しるしを見せろというわけですね。救い主としての証拠を見せろと。

 ところで出エジプト記にエジプトの王様が十の災いを送り込まれながらそれらを神様からのものとは認めなかったというお話があります。イスラエルの人たちがエジプトで奴隷にされていた時にモーセという指導者が現れ、イスラエルの人たちを解放しました。その時に神様は十の災いを次々と起こされ、ご自身の存在を明らかにされたのです。しかしエジプトの王様パロはそれらを神様からのものとは決して信じなかったのです。

 「神様が本当にいるんだったら証拠を見せてみろ。」と言った人がいますが、確かにその気持ちは分からないわけではありませんが、物事を信じようとしない人というのは証拠があっても信じないものではないでしょうか。

 しかし証拠はいつでも示されているのです。空がどんよりしていると今日一日の天気も荒れ模様だと考える。とすれば自然の神秘や不思議に神の存在を覚える事はあるものですね。神様がお造りになった自然や与えてくださった聖書を通じて神様を信じていきたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2012.5.10放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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