goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエスの権威を認めた百人隊長 / 羽鳥頼和

2020年08月08日 | Weblog

2020/6/13放送
 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 
 新約聖書の舞台となっているのはローマ帝国が世界を支配していた時代です。ローマ帝国は軍事力によって世界を征服しました。ローマ軍の兵士は帝国の領土に派遣され、そこを統治しました。多くの場合、住民から不当に金品を巻き上げていました。

 さて、カペナウムにローマ軍の指揮官である百人隊長がいました。彼は自分の持っている権力を振りかざすことをせず、ユダヤ人のことを良く理解して、彼らが礼拝する会堂を建ててあげました。そんな彼のしもべが病気で死にかけていました。百人隊長はイエスがカペナウムに来られたことを聞くと、ユダヤ人の長老たちにイエスを呼んできてくれるように頼みました。長老たちは信頼している百人隊長の頼みを聞き、イエスにぜひ来てくれるようにと頼みました。こうしてイエスは百人隊長の所に向かいました。

 ところがイエスがやってくることを知った百人隊長はイエスに使いを送って伝えました。
 「主イエス様、わざわざ来ていただくことなどめっそうもありません。あなた様を自宅にお招きする資格は私にはありません。ですから、おことばをください。そして私のしもべを癒してあげてください。」

 彼は、イエスが病気が癒されるようにと言ってくれさえすれば、イエスのことばには権威と力があるので、たとえ離れていても必ず癒される、と信じていたのです。

 彼は続けてこう言いました。「私も権威のもとに置かれる者ですが、私にも部下がいて、その一人に『行け』と言えば行きますし、別の者に『来い』と言えば来ます。また、しもべに『これをしろ』と言えばそのようにします。」

 まことの権威を持っておられるイエスがことばをかけてくれれば必ずその通りになる。彼はイエスの権威を信じていたのです。

 イエスは彼の信仰に驚きました。彼のしもべはイエスのことばによって癒されました。

 私たちもイエスの権威を認めましょう。イエスは私たちの病を癒し、救いを与える権威あるお方です。

  ( PBA制作「世の光」 2020.6.13放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

*** 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■わたしたちは枝 / 関根弘興 | トップ | ■子どものように神の国を受け... »