♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して70年、
PBA『世の光』を文字で 

■計画がある / 山本陽一郎

2022年06月27日 | Weblog

2022.1.17放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。今年、何か計画を立てた方はいらっしゃるでしょうか。計画を立てると目標の達成率が上がります。何をするべきかが明確になります。一生懸命に取り組んでいる方々の努力が実を結ぶようにお祈りさせていただきます。

 一方で、人生のすべてを自分でコントロールすることはできないものです。それでも、もし計画どおりではなくても、それが本当に失敗かどうかはまだ分かりません。案外そこから将来への道が繋がっていることもあるものです。

 昨年、大勢の若い皆さんと話す機会がありました。その中で、私自身もたびたび自分の学生時代を振り返りました。私の場合、十代の時期はほとんど自分の計画どおりにいかなかったなあと感じます。いろんなことが上手くいかず悩みは深まる一方。通っていた教会からも離れてしまい、だからといって他に何か答えらしきものが見つかることもない。いつも心の中にあったのは「僕は何のために生きてるの?」という思いでした。

 そんなある時、ちょっとしたことがきっかけで私は久しぶりに教会の集まりに顔を出しました。驚いたことにドアを開けた私の目に映ったのは、こちらに気づくや否や走り寄ってくる教会のおばちゃんたちでした。しかも、皆さん泣いています。

 始めは意味がよく分かりませんでした。私のことなんて誰も気にしていないと思っていましたし、そもそも私自身の心が教会から離れてしまっていました。それなのに、「陽ちゃん、良かった良かった。ずうっと陽ちゃんのこと祈っていたのよ!」と手を握りながら言ってくれたんです。おばちゃんたちは、教会の皆さんは、こんな私のためにずっと祈り続けてくれていたんですね。両手を広げて抱きしめてくれるイエス様が見えるようでした。イエス様は、ずうっと私を待っていてくれたのです。

 自分の計画にはなかったあの経験は忘れられない転換点の一つでした。そして、自分の計画にはなかった牧師という働きに導かれました。

 神様は計画を持っておられます。それこそが私たちにとって本当に安心できることではないでしょうか。

 聖書の詩篇37篇5節にこうあります。
 「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」

 神様の手に、私たちの歩みを委ねていきましょう。

      (PBA制作「世の光」2022.1.17放送でのお話しより)

 ***

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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