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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■住職の子どもからキリストの大使へ 柏木義円 / 岩井基雄

2016年11月25日 | Weblog
2016/11/25放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。月の最後の金曜日は、歴史の中を歩んだクリスチャンの生涯から学んでいますが、今日は柏木義円について学んでみましょう。
 越後の国与板藩、今の新潟県長岡市の浄土宗西光寺の住職の家に生まれた柏木義円は、明治11年に東京師範学校を卒業し、群馬県の小学校教員を経て、安中市の小学校校長として働いていた時に安中教会に導かれます。

 住職の息子の彼のキリスト教への入信はかなりの葛藤を伴いましたが、それ以上に柏木義円は自分の罪に悩んでいたのです。自分の罪を認め、イエス・キリストを信じ、海老名弾正牧師より洗礼を受けた彼は、罪赦された喜びから、もっと聖書を学びたいという思いを持ち、同志社大学へと進学します。そこで新島 襄から神の愛とイエス・キリストにあるいのちの恵みを深く学んだ後、卒業後は同志社予備校をはじめ熊本英語学校など、教職を勤めます。そして、同志社文学の本の編集を通して自分が悩みの中でキリストにあるいのちを見出した喜びを文章を通して伝えることに情熱を注いだのです。明治24年、彼は安中教会の牧師になります。翌年、上毛教会月報を創刊し、キリストの愛といのちを人々の生活の中に実現することを使命とします。そして自ら足尾鉱毒事件、廃娼運動、未解放問題などを取り扱い、神の愛に生かされキリストのいのちに生きる重要性を示し、キリストの平和の使者として豊かに用いられていきました。

 イエス・キリストはあなたにも語られています。

 「神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、・・・、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。
    新約聖書コリント第二の手紙 5章19節から21節

 イエス・キリストはあなたの罪のために十字架にかかり、罪のさばきを身代わりに受けられました。罪の赦しはあなたにも備えられています。あなたも神と和解し、平和を造る者として用いられていきませんか? 神はあなたを愛していらっしゃるのです。

  (PBA制作「世の光」2016.11.25放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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