世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。
今日はクリスマス・イブですねえ。 ぜひこの日は教会にいらっしゃってみてくださったらクリスマスの本当の意味を知っていただくことができる機会となるかなあというふうに思うんですが。
一番最初のクリスマスの記事というのがですねえ、ルカの福音書の2章という所に出てきます。 その中の一部をちょっとお読みしてみますねえ。
さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 あなたがは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」 (8~12節)
このようなことが書かれているんですねえ。 で、救い主が誕生するということは神様が何千年も前から計画しておられた事です。 そしてある方たちは、いつか、いつかと待っていた、そのことが成就した大きな歴史的な出来事ですね。
この大きな出来事を一番最初、誰に知らせようか、という誰が一番最初に知らされるんだろうか、というこれは大きな関心事であるとそう思うんです。
で、実際には、いわゆる聖書のことをよく勉強している聖書学者でもありませんでした。 もちろん王様でもありませんでした。 そして宗教的な祭り事をしている祭司とかそういう人たちでもありませんでした。 何と意外にも、羊飼い ---羊の番をしているその羊飼い--- 。
当時、羊飼いというのは、牧草を尋ねて羊と一緒に移動しますから、まあ住所不定のようなですねえ、で、税金もちゃんと納めることもできない、まあう社会性のないって言いましょうか、そういう社会的には蔑(さげす)まれたようなそういうタイプの方たちでした。
でも神様は人から見たら重んじられない蔑まれてるようなそういう者にこそ目を留めて、その方たちに神様の愛が注がれるのだということを、この出来事を通して表してくださったんですね。 私たちも、私みたいな者は神様の子どもとなれない、天国なんか行けない、って思ってしまうようなことがあったりしますけれども、そういう者にこそ目を留めてくださる方、それがクリスマスの意味だということを知っていただきたいですね。
( PBA制作「世の光」2008.12.24放送でのお話しより )
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