♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■こうして主は、勝利を与えられた / 福井 誠

2013年12月26日 | Weblog
2013/12/26放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「こうして主は、勝利を与えられた」です。それでは第二サムエル記8章6節から読んでみましょう。

 「ダビデはダマスコのアラムに守備隊を置いた。アラムはダビデのしもべとなり、みつぎものを納める者となった。こうして主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。

 聖書というのはメッセージにただ耳を傾けるのも良し、しかし当時の時代背景を知る聖書地図や参考書を紐解きながら読むと一層面白いものですねえ。なかなか聖書を学ぶというのは面倒な部分もありますが、そこまではできないなあ、何かちょっといいお話が聞ければいいなと思うこともあるかもしれませんけれど、ぜひ私は聖書を読みたい、と深く読みたいと思うなら、面倒でも簡単な聖書地図を開きながら読んだら良いと思っています。

 さて今日の箇所では聖書地図を開き地名をチェックしながら読んでいくとダビデが神様に約束の地とされた所を完全に制覇していく様子が窺えます。ここにはいろいろな民族の名前が出てきます。ペリシテ人は死海の西側、モアブ人は死海の東側、アラムは北方の民族、エドム人は死海の南と東側に住む民族で、ダビデはイスラエルの周囲、東西南北に向かって侵入し、強敵に勝利し、領土を拡大していきます。実に広大な王国を築き、一つの政治的な業績を上げていますね。

 またダビデは戦略家であり、良き政治を行いました。官僚組織と軍隊を整備し、極めて有能な王として活躍しています。しかし聖書はこうした成果の全てを主・神に帰していることに注意しなくてはいけません。ダビデは偉い、すごい、ではないのです。ダビデを立ててくださった主がいる、ダビデに行く先々で勝利を与えてくださった主がいる、と聖書は言うのです。

 今年皆さんの人生の歩みはどんなものだったでしょう。皆さんは神様とどのように一年を歩んだでしょうか。その結果はどんなものだったでしょうか。神様と深く結びついて神様に勝利を与えていただくような人生を歩むように成長させていただきたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.12.26放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■苦難をぬけて歓喜に / 板... | トップ | ■真の希望に生かされて / ... »