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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ふたつのパンの奇蹟 / 羽鳥頼和

2018年07月21日 | Weblog
2018/6/16放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は新約聖書マルコの福音書8章でイエスが語られたパン種とパンの奇蹟についてお話します。
 イエスは弟子たちに、「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種には、くれぐれも気をつけなさい。」(15節)と言われました。パン種とはイースト菌のことです。聖書では人の罪に喩えられます。ここでもパリサイ人のパン種はユダヤ人の罪のことを、そしてヘロデのパン種はユダヤ人以外の異邦人つまり外国人の罪のことを言っています。つまりイースト菌のようにあっという間に膨らむ罪に気をつけなさい、と注意しているのです。それは罪が人に死をもたらすからです。


 続いてイエスは弟子たちに以前行なった二つのパンの奇蹟について質問をされました。「わたしが五千人のために五つのパンを裂いたとき、パン切れを集めて、いくつのかごがいっぱいになりましたか。」 弟子たちは答えました。「十二です。」 続いてイエスは、「四千人のために七つのパンを裂いたときは、パン切れを集めて、いくつのかごがいっぱいになりましたか。」 彼らは答えました。「七つです。
 先のパンの奇跡はユダヤ人たちに対して行われ、後のパンの奇跡は異邦人すなわち外国人に対して行われました。イエスはこのパンの奇跡を弟子たちに思い出させたのです。これらのパンの奇跡で残ったパン切れを入れたかごの数の12も7も完全を表す数字です。このことは人々を満腹にした二つのパンの奇蹟が完璧なことであったことを示していると思われます。パン種のことを言って人を死に至らしめる罪に気をつけるように言われたイエスは、すべての人を救うことができる救い主であることを示されたのです。

 イエスは言われました。「わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。」 新約聖書ヨハネの福音書6章51節
 パンを食べるとはイエスを信じることです。イエス・キリストを信じる者は永遠に生きるのです。ただ生きながらえるのではありません。神によって受ける素晴らしい恵みと神との親しい関係を保ちながら永遠に生きることができるのです。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2018.6.16放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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