ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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ストレスは“成長”を助ける

2015-12-29 18:03:50 | 本や言葉の紹介

 あたくし、「適度なストレスは成長の糧となるってよ」ってつねづね言ってるんでありますが、「ストレスは利用すべき」と言ってる人がいるのを、28日の東京新聞朝刊で知ったのよ。それはアメリカ人の健康心理学者ケリー・マクゴニガルさんで、アメリカの成人3万人を対象に行われた健康についての追跡調査がきっかけで、ストレスを研究するようになったそうな。
 記事をまとめてみました。

●ストレス 肯定で力に 米の健康心理学者提唱
・ストレスとは自分にとって大切なものが脅かされたさいに感じるもの。
・科学的にはストレスのとらえ方で、体の反応が変わる。
 例 緊張すると心臓が高鳴るが、これを体に悪いと否定的に考えると血管が収縮し、心不全などの原因となる。だが、新鮮な血液を全身に送ろうとしていると肯定的にとらえると血管は収縮せず、実際に力が出る。
・ストレスを感じたら、大切なものを守ろうとしている体の準備と肯定的にとらえると、ストレスに対処しようとするアドレナリンなどのホルモンが分泌されて、主に、次の3つの効果が表れる。
 ★困難にうまく対処できる
   注意力が高まる
   五感が鋭くなる
   やる気が高まる
   エネルギーが結集される
 ★人とのつながりを強める
   社会的つながりを求める
   他人の気持ちに敏感になる
   恐怖が弱まり、勇気がわく
 ★学び、成長する
   神経系のバランスが回復する
      脳で経験を再現し、書き換え、再記憶する
脳が学び、成長するのを助ける
・ストレスを上手に利用すれば、自分の持っている力に気づき、勇気を出すことができる。
・ストレスを肯定的にとらえる例
 今の自分に何が大切かを書き記す。
 職場の人間関係の悩みのときは、理不尽の人でも、共感できる点を探す。または、その理不尽さを面白がってしまう。

 うん、ま、そういうこってすなあ。
 おもしろがっちゃえ。