昨日(3月17日)の東京新聞夕刊にすっごくうれしい情報がありました。
記事から抜粋します。
●構造など天然とほぼ同じ
犬の幹細胞から作り出した歯のもとになる「歯胚」を、同じ犬の歯が抜けた部分に移植し、天然の歯とほぼ同じものを再生することに成功したと、岡山大と理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)のチームが16日付の英科学誌電子版に発表した。
チームは生後約1カ月のビーグル犬の小臼歯から歯胚を採取。この歯胚から、さまざまな組織になる能力を持つ幹細胞を含む上皮組織と、幹細胞である間葉細胞を取り出して一緒にし、再生歯胚を作製した。これを二日間培養し、同じ犬の下顎の歯が抜けた部分に移植すると、約6カ月で歯が生えた。
すごいよ!
岡山大の窪木拓男教授は「実用的な歯の再生治療が可能なことを大きな動物で実証した。人への応用を目指したい」としている。
人間にも応用できるらしいよ。歯がぼろぼろの私にとってはものすごい朗報なんだけど、生きているうちに実現するかのう。実現するとしても、再生可能な年齢には制限があるような気が……。
でも、本当にありがたいことだなあ。