中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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東京新聞2月17日「あの人に迫る」で1925年生まれの作家・西村滋さんがインタビューされていました。10代はじめに身寄りをなくし、不良少年として12歳で感化院へ。大変な生活をしてきた西村さんが、見知らぬ人にかけられた言葉を教えてくれました。
あんまり苦しいから子どもながら死のうと思って。名古屋の納屋橋から飛び込もうとしていたら、「しゃれたまねをするな」とひっぱたかれた。酒の匂いのするおじさんです。屋台で舌が焼けるような甘酒をごちそうになって、こんなようなことを言われた。「死んだら楽になったことが分からないだろ。生きていて楽にならなきゃだめだ」
そうだねえ、本当にそうだねえ。