本日は、四日市祭でございました。四日市商店連合会の“甕破り山車”は森会長挨拶のあと午前9時山車蔵をスタート。中町を通って本町へと向かいました。
本町通り商店街には“岩戸山山車”があります。
今回、全国商店街振興組合連合会実施の“まちづくり事業”のソフト部門で、からくり団扇を1000枚作られたそうです。
また、1枚しか現存していなかった岩戸山玩具を志之田又左衛門氏が復刻。温かみのある手作りの木版画で30部製作。貴金属の“みずたにさん”のお店で展示販売されていました。貴重な民芸品です。
例年、同じことを繰り返していくだけでなく、愛情をこめて日々進化させていく。そんな変化(進化)が来街者にとって好感を受けるのではないでしょうか。
“甕破り山車”は諏訪の中心商店街を抜けて一路、浜田町へ。まちかど博物館である“千種薬局”さんに立ち寄りました。
ご主人の描いた大作の油絵が並ぶ店内。ふと天井を見るとその隅には貝殻が張り付けてあります。これはいったい何か?疑問渦巻く中、ついに意を決してYちゃんがご主人に問い詰めました。「この貝はいったい何でしょう?何の意味があるのでしょう?」
その答えが「あ~。天井の梁に穴が開いていたので、単に貝殻を張り付けただけです」とは!
なんという 期待はずれ なんという 絶望!
その後“甕破り山車”は諏訪神社からグリーンモールへ、そして、帰路につきました。
その後の反省会の席で、S氏から「夏と秋の祭りでどちらが大切か?私は秋が大切と思う。秋の祭りでは全員が装束を正しくして臨みたい」と話されました。
意思を伝えるにはまず形から。主催者側の熱意と工夫が伝われば、来街者の減少に、歯止めがかかるのではないでしょうか。