数日前、Tさんが通りかかって松本清張原作、野村芳太郎監督の“張込み”の話をしました。
松本清張は大の美空ひばりファンで、映画“張込み”のプロローグシーンに「ひばりの港町13番地」の歌を入れるよう要望があったそうです。
そういわれれば高峰秀子が佐賀の町を買物に歩くシーンで、バッチリ1番が全曲で入っておりました。妙に曲が印象に残ったのはそのせいだったのかな?
高嶺(高峰)秀子のすぐ後ろを刑事大木実が・・
今度は通りの向かいに移って尾行が続く…この間ずっと美空ひばりの歌が流れる「長い旅路の 航海終えて 船が港に停まる夜・・・」
Kさんからも“幸福の黄色いハンカチ”の感想が届きました。有難うございました。
2年目(昭和キネマの集い)の途中から、こちらの会に参加させて頂いております。やっと出席が十数回といったところでしょうか。
いつも、一度も自分が観たことのないシネマの数々を楽しみにしております。
実は今回の映画(幸福の黄色いハンカチ)と最終回のシネマ(蒲田行進曲)だけは、映画館で上映時に観ておりました。今回観て、自分の意記憶のいい加減さを確認いたしました。結構?マークのシーンがたくさんありました。(こんなシーンだったかな?オープニングは?ラストは?等)オープニングでは、赤いファミリアが走る道を俯瞰で映して、その上にタイトルバック?ラストの若い二人のラブシーンを冷やかして走り抜けるトラックでは、二人をもっと遠方からとっていたような記憶でした。
健さんはカッコイイ!武田鉄弥と桃井かおりが美男美女でないのが良い!(桃井ファンの方ごめんなさい)武田さんはこの映画で真剣に演じたことで金八先生へと続いたのかな?
この映画は、高倉健と倍賞千恵子がメインの物語で、人(特に身近な)を思いやる気持ちがすごく大事だと思いました。
ロードムービーだからでしょうか、若い二人が巻き起こす色々な事件が多すぎるように思います。これによってメインの部分が薄くなりませんか?少し気になります。
私も公開時には劇場で観ておりますが、大まかなあらすじと主なシーンしか記憶にありません。数十年を経た今、年を取った現在の目で見直してみるのも良いものです。名作は何度観ても飽きさせない魅力があります。いや~映画って 良いものですねェ