花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

テレビを見て…

2013年10月22日 | 諏訪商店街振興組合のこと

2007年7月11日~12日諏訪振興組合の視察で青森に出かけたことが思い出される。

昨夜のNHKクローズアップ現代では、青森の進まぬコンパクトシティ構想が放送されていた。“町を小さく住みやすく 人口減時代の挑戦“

行政は住居を中心市街地に集約し、たとえば除雪作業とかの経費を削減することで、人口減少の将来に備えようという構想だった。

しかし、その後は当初の予想よりうまく進んでいないようだ。中心部では空き家が増え続けている。周辺住民は市街地に出来たマンションへ移る資金が無いため二の足を踏んでいる。

鶴ヶ島市では、街の構築を住民とともに学習し考え企画している。“住民参加で広がる新しい街づくり”。設計段階の多目的ホールが二か所あったのを一か所にして、くつろぎ雑談できるテラスを加えた。自分たちの住む土地は自分たちでという意欲がみられる。

国立市谷保地区では、住宅地の空き家を借り受け住民のコミュニケーションの場に改装した。すべてが民営で、一部を有料で貸し出しているため採算が取れている。周辺住民は集い、歓談しあったり食事をしたりして交流の場にしている。その地域にあった活かし方を考えて人口減少に備えようということだった。

人口減少は必然的に町の減少を生む。残る街。それは、住民自らが町を愛し住みやすい工夫を続けているところになってくると思う。

付録

そして!!!!