花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

商店街の真ん中にマンションが建つ というお話

2007年04月15日 | おいらの商店街
年ほど前になるだろうか、表参道スワマエ北側にあった「街道文化村」が火災を起こした。
焼け跡は撤去され駐車場となる。そこに今年5月から地上11階地下1階のマンションが建つことになった。
日市諏訪商店街振興組合の北川理事長は、昨年の秋ごろから「街づくり協定」を提案、三度にわたる検討会議が開かれ、市への陳情も進められてきた。
ンションが市街地に建つのは大いに結構だ、ただ商店街の形は残しておいて欲しい。マンションの一階は商業ペースに、これが「街づくり協定」の要点だった。
マンションの一階が駐車場やゴミ捨て場になると、商店街のつながりが途切れてしまう。これは商店街の崩壊に繋がる。
実、呉服町南側で計画中のマンションは、商店街側が駐車場の壁となることに決まっている。呉服町の半分が死んでしまうことを意味する。
表参道スワマエにマンションの壁が出来ると、通りが寸断される。
年12月20日、スワマエでは臨時総会が開かれ「表参道スワマエ商店街への新規構築物建築及び新規業種開業に関する決議」が決められ、さっそく事業主である谷村建設に申し入れが行なわれた。
その後、谷村建設からは何の返事もなかった。
けて19年の3月中旬。私はエキサイト四日市・バザール開催の際、出店ブースがこのマンション建設予定地に欲しかったので、当日の借用を電話で申し込んだ。返事はなかった。
再度電話をすると「むり」の一言が返ってきた。
なぜ無理なのか、ずいぶん地元を無視するところだと、内心憤りを覚えた。
月19日(仮称)GRAN DUKEマンション工事の説明会があるので参集して欲しいとの書類が配られてきた。
悪いことに、この日、北川理事長は不在だ。私が要望を話さなければならないのかと腹をくくっていたら、ススム発展会会長が一枚の図面を持って来てくれた。
ワマエ側に、40坪ほどの店舗が二軒並ぶようになっている。
良かった。北川理事長の申し入れが通ったことになる。商店街の連なりは保たれた。
早速、旅行中の理事長に伝えるようお願いしてきた。喜んでくれることだろう。
理解を示してくれた谷村建設さんにも感謝したい。
人が勝手に建てる土地だからといって諦めてはいけない。商店街の言い分は強く伝えるべきだ。理事長は、いつもそう言っている。
追伸
白けるような話で申し訳ないが、もしかして、谷村建設さんは、はじめから一階に店舗を計画していたのかもしれない。
ま、どうでもいいか。良いほうに解釈しよう。
コメント (1)
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