今日はこれから、孫を迎えに行ってきます。
孫がくれば、老骨はギシギシと音を立てるはずです。
そのギシギシは、悲鳴ではなく歓喜の音です。
いや、そのはずです。そのつもりです。
母親と死別した孫を引き取ったのは、まだ生まれて七ヶ月でした。
俄に子育てを始めたとき、戸惑いはありました。途方にも暮れました。
ほぼ一年後から、息子と孫の父子家庭が始まりました。
偉い息子だと思いました。
しかし、保育園をはじめ、社会の皆さんのお世話になれたからできたことです。
それからというもの、「私たちの土曜日」が始まりました。
つまり、毎土曜日、父子家庭訪問をすることにしたのです。
私は孫の遊び相手です。もちろん、息子と意見交換もありました。
一緒にお昼を食べて、私たちは家に戻りました。
もちろん、お盆、ゴールデンウイーク、暮れ正月は家に戻ってきます。
家には仏様がおります。仏様も、首を長くして待っていることでしょう。
長いようで短い月日でした。
今年もまた、孫がやってきます。
しばらくは極楽です。
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