新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

夢あればよし

2009年12月21日 06時03分00秒 | 写真俳句・エッセー

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 国民学校1年生の冬(昭和16年12月8日)、大東亜戦争が勃発した。

 そのころの私たち愛国少年は、「兵隊さんになること」が夢だった。憧れていた。

「一生懸命に勉強して、予科練に入る!」 

 私が憶えている具体的な「夢1号」だった。

 可哀想な夢だったかもしれない。しかし、当時は真剣そのものだった。

 親たちがどのように思っていたか、今は知るよしもない。

 昭和20年8月15日、敗戦によって、その夢も儚くも消えた。

 それ以降、夢はいろいろと変わった。厳しい現実に直面しながら、縮小し変遷した。

 だが、その時代その年齢なりに、夢はあった。

 ささやかながら、今もなお、夢は持っている。

 もちろん、宝くじではない。

   小粒でも夢あればよし八つ手咲く   鵯 一平

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (8)
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