新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

銀杏落葉

2008年12月07日 12時36分15秒 | 写真俳句・エッセー

 先日、上野や谷中界隈を写真散策した。

 折からの強風の中、落葉がしきりに降っていた。

 下の写真は、その一部である。

Simg_5527t

 これだけ降っていながら、まだ黄葉の1/3以上は残っていようか。

 下の写真は、落ちずに残っている葉っぱの一例である。

Simg_5510t

 当日は午後から、強い風となった。

 風に煽られてよく散りもしたが、散った葉っぱも盛んに吹き飛ばされていた。

 風の吹き様や吹かれ様によって、銀杏落葉の吹き溜まりができていた。

 ついつい世の中を考えてしまう私であった。

Simg_5536t
とある日の銀杏落葉の吹き溜まり

 さしもの誇り高い銀杏落葉も、風の吹き様には逆らえない。

 心ならずも、吹き溜まりに身を置く羽目になってしまったのだ。

       とある日の銀杏落葉の吹き溜まり  鵯 一平

 嘆いてみても始まらない。ましてや世を恨むのは筋違い。

 次なる風を待つことにしようではないか。

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コメント (12)
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