昨夜来の大風が、今朝も少し残っている。
今日は大晦日。今年も残すところ、あと僅かな時間となった。
この1年、様々なことがあった。
国際的に見ても、国内に限って見ても、大変だった年。
百年に一度と言われている大不況は、これからが苦悩の本番を迎えるのかもしれない。
日本国内も大混乱。政治も経済も、ニッチモサッチモ行かない。手だては立てているのだろうが、滑り出しすらできていない。
私自身については、果たしてどうだったのだろうか。
昨年から今年にかけての暮れ正月は、手術の合間を縫っての仮出所だった。
だから、なぜか冴えなかった。無理に元気を装っていたようなところがあった。
昨年12月31日の俳句。
点滴の悔ひを刻みて年の内 鵯 一平
当時の心の内側が、そっくり出ていたようだ。
弱虫な自分が、むき出しだった。情けないことだが、それが心情だったのだ。
後輩たちから「喝」を入れられたのも、むべなるかな。
あれから1年が経った。なるものはなったし、ならないものはならなかった。当然の帰結と言っていい。
病気は順調に回復中。これは上出来だ。
つまり、おおむねは予想通り。希望通りではなかったにしても、こんな相場だったのではなかろうか。
すべて満足ろはいかなかったが、だいたいは納得だ。こんなところで自足すべきかもしれない。
幼友達との久闊を楽しめた。これは嬉しかったな。
振り返ってみれば、むしろ、別れがたい1年であった。
身の丈に適ひし年の惜しむなり 鵯 一平
私の実力では、こんなところがせいぜいだった。出来すぎだったとも言える。
欲を言えばキリがないのだ。
さらなる前進は、来年の楽しみに残しておこう。
写真は、生まれ在所の鎮守様。来年もお参りに行きたいものだ。
最後は神頼み?それもまあ、自足の思いにつながるというものではないか。
ブログ友のみなさん、今年もありがとうございました。
どうか良い新年をお迎えくださいませ。
来年もまた、ご好誼のほどをお願い申し上げます。
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