新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

禁煙作戦のその後

2008年12月17日 07時59分18秒 | 身辺雑記

 先ごろから、仕事場の連中の禁煙作戦を観察し、このブログでも報告してきた。

 今日はそれらの最終報告としたい。

 当初のとっかかりは、A氏の禁煙作戦にあった。

 聞けば、A氏のキッカケはB氏の禁煙作戦であった。

 医師の忠告を受け入れて、B氏はいち早く禁煙に取り組んでいて、私が記事に書き始めたころは、すでに禁煙続行中であった。

 T製薬会社のN錠を併用しながらの禁煙であった。N錠にはニコチンが含まれており、禁断症状を緩和させるためのものだった。

「もう、3週間も吸っておりません」 誇らしげなB氏の話であった。

 それに触発されて、A氏が取り組み始めた。

「12月1日を期して、喫煙します!」 その当時のA氏の誓いの言葉であった。

 私は、そんな中途半端なやりかたでは、とても無理だと思っていた。

 私も辛い経験を幾度もしているので、苦労はよく理解できた。それだけに、A氏の中途半端さは、優柔不断と見えた。

 禁煙は、「この瞬間から止める!」という気合いでなければ成し遂げられない。「○月×日を期して止める」などの中途半端な未練がましい方法では、とても成功できないと確信していた。

 昨日久しぶりにA氏と会えた。聞いてみたところ、12月1日から1本も吸っていないという話だった。

 どうやら禁煙作戦は、順調に滑り出しているようだ。

 A氏の取り組み開始のころ、C氏もD氏も禁煙に名乗りあげたが、この二人はすぐに白旗を掲げ、戦線から離脱した。もともと覚悟ができていなかった。つまり、ひやかし半分。

 後日談的な話だが、あれほど先導的に禁煙に成功しかけていたB氏が、吸い始めてしまったらしい。

 一ヶ月ほど前、B氏はある要職へ異動になった。ストレスがあったのだろうか。

 本人とはまだ話をしていない。私はとても残念に思い、再チャレンジを期待している。

 禁煙は大変だ。キッカケさえあれば、すぐ戻ってしまう。その時は、惨めな挫折感と自己嫌悪に襲われる。私も幾度か経験した。B氏の心中はどうであろうか。

 世の中は禁煙に向かっている。喫煙者本人のみならず、周囲に及ぼす害毒も大きい。「禁煙するほど意思は弱くない」などの口舌は、負け惜しみを越えて、傲慢ですらある。

喫煙者はそこに気づくべきだ。どうしても止められないなら、自ら「分煙」運動をすべきと思う。

 A氏は、半月間、1本も吸っていないとのこと。どこまで続くか、彼の覚悟次第だ。スポーツマンだった彼の断行を期待してやまない。彼のためにいいことなのだから。

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コメント (18)
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