安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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首都圏、記録的大雪に~都知事選へ影響も?

2014-02-08 23:51:20 | 気象・地震
大雪:首都圏で記録的…都心積雪27センチ、戦後3番目(毎日)

大雪「50年に一度」、交通混乱・停電・事故も(読売新聞) - goo ニュース

8日未明から西日本で降り始めた大雪は首都圏に波及、首都圏では戦後3番目、50年に一度といわれるほどの記録的豪雪となった。積雪は1994年2月以来、20年ぶりの20cm超えとなった。

サムネイル写真は、本日(2月8日)午後9時の天気図である。首都圏に大雪を降らせる「南岸低気圧」でこれほど発達した例を当ブログ管理人は久しぶりに見た。この低気圧は、2月8日午前3時現在では1002hPaだったのが、この天気図上では988hPa。わずか18時間で14hPaも中心気圧が低下しており、急速な発達ぶりがわかる。

首都圏では一般的に、「南岸低気圧」が伊豆大島と八丈島の間を通り、気温が2度以下となった場合に大雪となることが経験的に知られている。低気圧がこれより北を通った場合、首都圏には低気圧に向かって南から暖かい風が吹き込むので、雪ではなく雨となる。一方、低気圧がこれより南を通った場合、北西の季節風が吹き付けるため、雪は首都圏ではなく日本海側に降ることになる。こうした事情から、南岸低気圧による首都圏の大雪は最も予報が難しいもののひとつとされるが、今回は南岸低気圧の発達が急速で、勢力も強かったため、予報が容易だったようだ。

明日は、いよいよ都知事選の投開票を迎えるが、引き続き大荒れの天気が続くようだと、無党派層の投票意欲はますます下がり、投票率が低下するだろう。投票率が下がれば、自民・公明に加え、連合東京の堅い組織票を持つ舛添要一候補が有利となる。また、日本共産党の推薦を受けている宇都宮健児候補も、同党の堅い組織票に支えられ浮上するだろう。舛添候補の圧勝は揺るがないが、宇都宮候補が細川護煕候補を抑え、2位浮上という結末もあるかもしれない。
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