安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

クライマックスシリーズ

2007-11-02 21:02:44 | 芸能・スポーツ
さて、クライマックスシリーズのことについて、書こう。

私はもともとプレーオフ絶対反対派だった(それは今でも変わったわけではない)。これは、先行して導入されたパ・リーグで、我が愛するソフトバンクホークスが2年連続でリーグを制しながら、プレーオフで敗れて日本シリーズに進出できなかったことに対する私怨という面もある。

だが、私怨で物事を言っても理解は得られないので、原則論として「シリーズを1位になった者よりも、2位で終わった者がシリーズに出場するのはおかしいではないか」「真面目に戦う者より要領よく戦う者のほうが上位に出るシステムはおかしい。真面目な者より要領よく立ち回る者のほうが上位になるなんてサラリーマン社会だけで十分」という立場で反対論を張ってきた。

しかし、こと今シーズンに限ってみれば、中日の日本シリーズ進出を認めてもいいという気持ちにだんだん変わってきたことも事実である。
その理由は、今シーズンが、1ゲーム差の中に上位3球団がひしめくほどの超大混戦だったことにある。
セ・リーグは結局、巨人・中日が1.5ゲーム差でシーズンを終了したが、プレーオフの5試合をプレーオフと考えず、単にシーズンが5試合増えただけだという考えに立てば、1.5ゲーム差というのは直接対決5試合の中で容易に逆転できるゲーム差なのである。

これが、1位と2位が5ゲーム差開いた状態でシーズンを終え、その後のプレーオフで逆転となればその意味合いは変わってくるだろうし、プレーオフに批判的な意見はもっと増えるだろう。しかし、今シーズンに関する限り、プレーオフ制に対する批判がほとんど聞かれないのは、こうした考え方に立つプロ野球ファンが多くいることを物語っているようにも思うのである。

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