安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

行政改革は国民の視点で

1998-11-14 22:26:17 | その他社会・時事
(この記事は、当ブログ管理人が神奈川新聞「自由の声」向けに執筆し、掲載された投稿をそのまま掲載したものです。)

独立行政法人制度の導入を柱とした行政改革が大詰めを迎えた。だが今度も結局,国民不在の数合わせで終わることになりそうだ。

そもそも国民は,どんな行政を望んでいるのだろうか。言うまでもないが,きめ細かな行政サービスが広く公平に,しかも安価で提供されることであると思う。

こう考えれば,行革にあたって何が必要であるかは明らかだろう。きめ細かなサービスのためにはそれなりの人員が必要だ。人減らしはサービスの質を低下させる。最近のお役所はやたら手数料を取り,人減らしに余念がないが,それでもいっこうに税金が減らないのはなぜだろう。人件費など問題にならないくらい無駄な支出が他にあるからだ。土建屋のためだけの公共工事,棚ざらしの事業に投じられる補助金,こうしたものを根本的に見直すことこそ,真の行革であると思う。

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