Steve Kuhn "Non-Fiction" ECM, 1978.
ジャズ。これも未CD化作品。Kuhn(p), Harvie Swartz(b), Bob Moses(d), Steve Slagle(sax, flute)というカルテット編成での、"Motility"(参考)に続く二作目である。
Kuhnのソロ部分だけをとってみれば、"Motility"より冴えており聴かせるものになっている。しかしながら、収録した曲がどれもいま一つの出来で、このアルバムからその後レパートリーが出なかったのもうなずける。A面一曲目のSwartz作はフュージョン風で、B面最後の曲は組曲形式なのだが、それぞれ、激しいインタープレイをするでもなく、リラックスさせるでもなく、耽美に浸るわけでもなくで、何を伝えたかったのかよくわからないままである。
とまあ、微妙なクオリティの作品ではある。その後、フロントをShiela Jordanに変えたところをみると、本人も満足していなかったのだろう。そしてそれは正解だった。
ジャズ。これも未CD化作品。Kuhn(p), Harvie Swartz(b), Bob Moses(d), Steve Slagle(sax, flute)というカルテット編成での、"Motility"(参考)に続く二作目である。
Kuhnのソロ部分だけをとってみれば、"Motility"より冴えており聴かせるものになっている。しかしながら、収録した曲がどれもいま一つの出来で、このアルバムからその後レパートリーが出なかったのもうなずける。A面一曲目のSwartz作はフュージョン風で、B面最後の曲は組曲形式なのだが、それぞれ、激しいインタープレイをするでもなく、リラックスさせるでもなく、耽美に浸るわけでもなくで、何を伝えたかったのかよくわからないままである。
とまあ、微妙なクオリティの作品ではある。その後、フロントをShiela Jordanに変えたところをみると、本人も満足していなかったのだろう。そしてそれは正解だった。