関西洋風建築めぐり講座「菊水楼」その2です。
ここでも写真のみをアップしますが、時間的に余裕ができれば多少の説明文を追加するかもしれません。
それにしても素晴らしい建物でした。
関西洋風建築めぐり講座「菊水楼」その2です。
ここでも写真のみをアップしますが、時間的に余裕ができれば多少の説明文を追加するかもしれません。
それにしても素晴らしい建物でした。
11月度「関西洋風建築めぐり」講座(講師:川島智生京都華頂大学教授)は、奈良にある明治24年創業の老舗料理旅館の「菊水楼」でした。
最近このブログでとり上げる建築は和風が続いています(鳳明館台町別館、片桐棲龍堂など)。元々私は近代洋風建築ファンなのですが、近年は洋風も和風も凄いものは凄い、良いものは良いとして色々見ています。最近、和風建築が続いているのは偶然ですけれど。
さて、今回も講座でご一緒しているmayumamaさんが先行してブログに記事をアップされています。で、私はそこに便乗させて頂き、手抜きをして写真のアップ中心でいきます。似た写真が多いことご容赦ください。
3階大広間で支配人さん&川島先生から概略の説明をお聞きした後、3班に分かれて見所のお部屋の見学となりました。いずれも、ため息の出るような素晴らしいお部屋の数々だったのですが、実質約30分で巡ったため、慌ただしかったのがちょっと残念でした。
◎参考ブログ
yumeさんの-yume_cafe-(2011-11-15追記)
----こちらも美しい写真がいっぱいです。
以下、その2に続きます。
今秋の「片桐棲龍堂」特別公開のもう一つの見所であった坪庭です。
まずは、長い長い石畳と前庭(というのでしょうか)の落ち着いた美しさが見事です。
年季を感じさせるくすり看板の数々。
書き忘れていました。「片桐棲龍堂」は漢方薬の専門店で、先祖は鎌倉時代、清和源氏の薩摩・島津氏の末裔だそうです。兵法に随伴する医学を実践しつつ、安土桃山時代には今日に至る医業を興し、以来四〇〇有余年になるとのことです。
そして初公開の坪庭へ。
そこには、素晴らしい小宇宙が広がっていました。
灯籠、小ぶりな石の配置、樹木が実にいい感じです。
左手にあるのが大仙栽の方でも見た主屋の一部で同じガラス戸がはまっています。
手前にある苔むした手水鉢が味わいあり。
ガラス越しに見える衝立や襖の絵、愛くるしい御所人形も素晴らしいです。
明治天皇御下賜の茶壺なども飾られていました。
こちらの屏風、蹴鞠の人形なども貴重なものなのでしょうね。
薬関係の資料、建物、お庭、家具や調度品、人形、美術品などいずれもが堺が誇る貴重な文化遺産だと思います。1日だけの特別公開で実に素晴らしいものを拝見させて頂きました。
秋は各地で文化財の特別公開が行われています。
実家のある堺でも春と秋に特別公開があり、春は南宗寺などに出かけました。
さて秋期は、他の用件もあって2日に分けての探訪(拝観、見学)となり、第一日目は約4時間で下記の4ケ所を訪れました。
片桐棲龍堂 庭園(大仙栽と露地、坪庭:堺市指定名勝第1号)
徳泉庵(南宗寺山内) 釈迦涅槃図
海会寺 本堂、門廊(共に重要文化財)
本源院(南宗寺山内) 本堂、趙陶斉屏風
その中でも特に素晴らしかったのが、1日限りの公開だった「片桐棲龍堂」です。片桐棲龍堂そのものについてはこちらのホームページをご覧ください。
庭園(大仙栽と露地、坪庭)は独特の風情があって素晴らしく、また、登録有形文化財である主屋(江戸時代後期の築)ほかの建物の公開はないものの、ガラス越しに見た内部の佇まいや展示された調度品や人形なども凄いものでした。自分が生まれ育った堺にこのようなところがあるとは全く知らず、ここだけで軽く1時間以上滞在。
お庭は京都の大きなお寺などで見られる広大なものと比べると、こじんまりとしているものの、独特の風情があり、またここのお庭には色々と歴史的背景があるのです。それ故に堺市指定名勝第1号となっているのですが、ここでは説明は悪しからず省略させていただきます。
上の2枚はカエルの形をした蹲踞(つくばい)です。そういえば、祖母の家で手水鉢や灯籠、大きな庭石などがあった庭のことを仙栽と呼んでいたことを思い出しました。仙栽という言葉は久々に聞いた気がします。
道路を挟んだ向いにも煉瓦塀があったのですが、こちらのお庭にも煉瓦塀があってビックリ。主屋に取り込まれた部分は登録文化財となっているようで、堺で製造されたものだそうです。色合いもなかなか美しいです。
建物の公開はありませんでしたが、登録文化財である主屋の広縁を外から見ることができました。ガラス戸の木桟の配置も美しく、ガラスはひずみガラスで味わいあり。
中秋の名月のときにちょうど月が水面にうつるという「月見手水鉢」も素晴らしいです。
続きは、今回が初公開となる坪庭です。
これがまた絶品でした。
記念すべき第1回大阪マラソンも無事に終了しました。
私が所属する市民ランナークラブ「ロードアスリート(RA)」はチームエントリー5組35名中2組14名が当選し、個人エントリーの2名を加えた計16名がレース本番にのぞみました。結果は3:03をトップに3時間台:5名、4時間台:7名、5時間台:3名、30kmで惜しくもリタイア:1名でした。自己記録更新は女性の1名だけかな?
タイム的には満足していない人が多かったものの、誰もが記念すべき第一回大会を身体全体で味わった充足感があったように思います。
事前の盛り上がりは東京に比べると今いちかな?と思いましたが、いざ当日になると、やはり大阪人のノリで(?)みんなが楽しみ、特に終盤は凄い盛り上がり方でしたね。
私は応援組だったのですが、他のメンバーと共に7時前にスタート地点である大阪城公園に行って仲間を激励し、その後は大阪ドーム近辺(20km手前)と住ノ江公園駅近辺(33km)で応援しました。チームのメンバーにはできる限り声をかけたかったものの、あれだけランナーが多いと見つけるのは至難の業でした(汗)。チームの旗(横長タイプ)を電柱やガードレールなどにくくりつけることは不可と言われたのも「想定外」。結果的に半数以上の方を見逃してしまったり(スミマセン)、殆ど目の前に来てから気づいたりで、なかなか応援も難しかったです。
男子のトップグループです(20km手前)。
第4位(日本人1位)に入った川内選手も力走しています。
女子優勝のリディア・シモン選手。
シモンさんは現役バリバリの身体の絞り方&走り方だったようです。
凄い!
うちのエース・Kさん。後方のKグループからのスタートですが、かなりの上位で大阪ドーム近くの我々の前に。結果的に1万数千人抜きの模様で、これも凄い!
いつも安定したタイムをマークするFさん。
この日も安定感抜群で、元気&にこやかでした。
33km地点を力走するチームの創設者で名誉会長のFさん。
激走です。
チームメートをうまく見つけられなかった分、RA応援団は他のランナーの方にも終始熱烈応援を繰り広げました。やはり女性陣の応援の声はよく通るし、華やかで良いですね(^_^)。ランナー同士の応援は気合いが入りましたし、33km地点でも余裕のある方はハイタッチに応じてくれたり、ありがとう!の言葉とともに笑顔で応えてくれたりで、応援のし甲斐がありました。応援がこれほど楽しいとは!
5時20分に起床し、9時30分頃から14時過ぎまで、ほぼずっと身体を乗り出したり、不自然な姿勢をとったりの熱烈応援で、次の日は腰が痛かったです(笑)。また声も少しかれていました。アンドちょっと風邪気味かな?
応援団としても存分に大阪マラソンを楽しみましたが、来年はやはりランナーとして参加したいものです。