午前中に毘沙門堂の紅葉を楽しんだ後、京阪・山科から蹴上に移動し、夏に大寧軒と水路閣を探訪した南禅寺の紅葉を見にいくことにしました。
実は大寧軒の向かいが「何有荘(かいうそう)」(旧稲畑勝太郎邸)であることに今回初めて気付きました(汗)。七代目小川治兵衛(植治)の作庭でも有名なここを何とか拝見する機会はありませんかねえ。
外から眺めた何有荘
南禅寺は多くの観光客で賑わっていますが、広大な敷地なのでそう大混雑といったことはありません。光が当たっていない紅葉も案外しっとりとした美しさがありますね。
新緑が似合うと思っていた水路閣。紅葉のときも素晴らしいです。
方丈の方は人が多そうだったので、水路閣の上部を見た際に美しそうな紅葉が見えた南禅院庭園を見学することにしました。
ここは建物の柱などが額縁のような役割を果たしてピクチャレスクな美しさです。
南禅院庭園は人もそう多くなく、この時はたまたま、あまり光がなかったこともあって、とても静かで落ち着いた紅葉を堪能することができました。オススメです。
一方、法堂の裏(北)は、光あふれるまばゆいばかりの紅葉です。
ヒャーッ!
こちらはイチョウの黄色も美しいですね。
さて、もう一箇所、次も紅葉の超名所「永観堂」を目指します。