6月12日、阪堺電車(阪堺電気軌道)の「あびこ道」駅車庫で開催された「路面電車まつり」に行ってきました。
現在も実家が堺にある私。小さい頃は浜寺公園のプールに泳ぎに行ったり、帝塚山の親戚の家に遊びに行ったするのに阪堺電車に乗りましたし、高校時代は通学で3年間お世話になりました。また、今でも実家からお墓参りや住吉大社への初詣に行く際には家族全員で乗っていますし、すごい親しみと愛着を感じています。何度かこのブログでも阪堺電車のことを書いていますね。
常に廃線の噂が絶えなかったのですが、存続が正式に決まったそうです。また、今年12月には開業100周年を迎えるとのことで嬉しい限りです。
この日の目玉は昭和40年代の内装を特別に再現した車両「モ161形」でした。今回、内部を見学できたのは限られた方だけです。私がよく乗っていた頃の雰囲気が濃厚で、外観も全体的にシックで落ち着いた感じが素晴らしいですね。
同じくモ161形(161~168、170、172の全10台)の3台が並んでいました。塗装の違いでかなり雰囲気が変わります。
モ501形505号車(手前)とモ601形605号車(奥)です。モ501形(501~505)は幼少時に新型車両として登場した車両で、少し丸みを帯びたフォルム、車体の塗装・カラーリングなども従来のものと比べてスマートで格好いいと感じ、当時はこの車両が近づいてくると「新車や!」と心ときめいたことを覚えています。今はモ161形・モ501形のどちらも独特の味わいがあって素晴らしいと思います。
比較的最近のモ701形・モ601形はスタイリッシュで洗練されていると思いますが、やはり個人的には思い出も多いレトロな方に惹かれますね。
以下、この日撮った写真を並べてみます。
転車台(? トラバーサー?)も味わいあり。
この日は地元や近隣の親子連れの方だけでなく、鉄道ファン(撮り鉄、乗り鉄、録り鉄、模型愛好家や乗車券のコレクターなど様々な方がおられるようで)が多数つめかけていました。
今でも時々思い出したように阪堺電車の写真を撮ったりしますが、車庫にこれだけ集まっていると嬉しくなりますね。本来は走っているところを撮るべきでしょうが、普段は通勤経路と全く関係なく撮影の機会もないので、致し方なし。で、古い車両を中心にパチリパチリ。
最近はかつての塗装の復元版も多いようで、雲形塗装車は「オムロン(旧立石電機)」という名前と共に強烈な印象が残っています。阪堺電車(当時は南海電鉄大阪軌道線)で初めての全面広告電車で(ただしスポンサー名は控えめ&奥ゆかしく)、シンプルで美しいデザインは斬新であり、かつ洗練されてもいました。今は4色?が揃っているようです。
1時間ほど写真を撮り、そろそろ引き上げようかなと思ったら、少し離れたところから声をかけられました。で、そちらを見ると・・・何と中学時代の同級生(M君)でした。学年全体での同窓会以降、何度か顔は合わせているのですが、まさかここで会うとは!ちょっと雨がパラついてきたこともあり、M君と近くの喫茶店で鉄道の話、駅舎をはじめとるする建築の話、堺の町の話などで盛り上がりました。
※以下、阪堺電車ネタがもう少し続く予定です。
小学校1年の最初の遠足は、これに乗って天王寺動物園に行きました。
色々と塗装が変わりましたが、南海と言うと緑のイメージが強く 本線や高野線の鉄道線も含め緑が好きですね。
関空の開港に合わせたCIだったようですが、阪急のようにイメージを残しモダン化してくれたら良かったのになと思います。
こちら欧州ではフランスもドイツもエコなトラムの見直しで路線復活や延長が活発に行われています。
うちの近所でも秋には路線延長されトラムの運転が始まります。
Stuttgartとかは、路面電車が直接 鉄道線に入ります。 大阪で言えば堺市内の軌道線を走りJR堺市駅から阪和線に入り天王寺や大阪駅の環状線ホームに乗り入れると言う感じです。 7月17日から31日まで冠婚葬祭事で帰国します。 ちょっと慌しい日程ですが時間合えば また一杯やりましょう。
こんにちは。
レトロな阪堺電車ですが、現役で頑張っています。
確かに南海は緑のイメージが強いですね。その分、「ラピート」は形といい色といい、ユニークかつ斬新です。
ヨーロッパは結構、路面電車や自転車を大事にするみたいですね。
>大阪で言えば堺市内の軌道線を走りJR堺市駅から阪和線に入り
>天王寺や大阪駅の環状線ホームに乗り入れると言う感じです。
それは凄い!見てみたいです。
線路幅はどうも関西の私鉄は1435mm、JR在来線は1067mmのようで、その関係さえクリアできれば、将来可能性あり?
>ちょっと慌しい日程ですが時間合えば また一杯やりましょう。
いいですねー(笑)。
前回はワインでかなり酔っぱらった気が(汗)。
路面電車まつり、私もポスターか何かを見たような気がしますが
行ってませんでした。
一時期は全面広告のラッピング電車ばかりでしたが、最近レトロな塗装で
本来の魅力が味わえてうれしいです。
「モ161型」のような昭和3年の車両も普通に走っていて、乗ろうと待っていて
それが来たらテンション上がります!!
あびこ道の車庫、私も以前車庫の柵の外から遠目に覗いてましたが
こういう機会に見れるんですよね。
トラバーサーというのですか、面白いですね。平行移動するための転車台なのですね(転、とは言わない?)
こんばんは!
「路面電車まつり」、面白かったですよー。車庫や操車場は鉄道ファンでなくても憧れの場所ですしね。そして、阪堺電車の場合は様々な型式の様々な塗装を施された車両があるので、より一層面白く、レトロな塗装の復活は嬉しい限りです。
>「モ161型」のような昭和3年の車両も普通に走っていて、乗ろうと待っていて
>それが来たらテンション上がります!!
ですよね!
トラバーサーと書きましたが、正式名称は知りません。
うちの会社の工場などにも同じような機能の移載台車が多数あり(但し規模はもっと小さいです)、トラバーサーと呼んでいるのです。
近ければ、行きますよ・・・そりゃ・・・
しかし、かわいい♪
こんばんは。
可愛いでしょ?
私は幼少の頃から乗っているので、とても愛着があるのです。
型式や塗装のバリエーションの多さも魅力です。
いつかぜひご乗車&ご覧ください。
私も、おまつりに行って楽しんできました。
いつもは遠くからしか見ることができなかった車庫の中を見れて貴重な体験ができました。
特に復刻161号はオーラがあってよかったです。
はじめまして!
「路面電車まつり」楽しかったですね。
車庫は10数年前にイベント電車を利用したとき、トイレタイムが「あびこ道」車庫で、そのときにチラッと見た程度だったので、今回はじっくりと見学できて感激でした。
阪堺電車は塗装もカラフルなのが嬉しいです。
復刻161号は目を凝らせばゴージャスな感じもして素晴らしかったですね。