お正月に兄と吉野方面へドライブしたのは、もちろん鉄めぐりである(笑)。
スルッと関西の3デイチケットで対象外となっている壷阪山以遠は、以前から行きたいと
思いながらなかなか各駅停車で行きづらいエリアだ。
昔から吉野と言えば車で行く所。小学校の遠足で吉野まで近鉄電車で行ったはずなのだが、
途中の風景を全く覚えておらず、線路が道路を横断する部分以外はどこを通っているのか
想像すらできない。JR和歌山線と平行して走る区間もあるが、もちろんJRもなじみがない。
吉野口駅は近鉄とJRの共同駅。名前はよく知っていたが、こんな古い駅舎の残る趣深い駅だったとは!
ツバメにもやさしい木の駅舎。
駅舎は小さいがホームが3本もある大きな駅だ。近鉄とJRの電車が並んで停車する。
JR和歌山線は関西ではかなりローカルだが、近鉄側は特急も停まる吉野線の主要駅。
駅はJRの管理だからだろう、上屋も古いまま残っていてうれしい。これが近鉄管理駅なら、
とうの昔に建て替えられているに違いない。
柱の深い木目が、駅の歴史を感じさせる。こういうものを簡単に鉄骨に変えて欲しくはない。
兄のオススメ、近鉄薬水駅は道路からかなり高いところにある。写真の左側を見てほしい。
道路に面してこんなお城のような石垣が屹立しているのだ!何これ!?
石垣は古そうで、少なくとも戦前のものに見える。開業当初からのものだとすると大正13年だ。
コンクリートの補強は後から施したものだろうか。
駅のホームから上がる段が残っているので、もとは大きな駅舎が建っていたのだろうか?
しかしこの高さである。石垣を組みその上に建物を建てるのはかなり困難だっただろう。
そこまでしてここに駅舎が必要だったのだろうか。謎である。
S字カーブの向こうからゆっくりと電車が現れ、細いホームを通過していった。
薬水駅の少し吉野寄りに、こんなレンガのアーチ橋があった。おおっ!立派な石の扁額までついているじゃないか。
「薬水門」?
二つのアーチのうち、一つは道路、一つは川が通り抜けている。西側にはコンクリートの
補強があるが、これはさっきの薬水駅の石垣と同じときに補強されたのだろうか。
東側は補強がなく、オリジナルの姿と見える。中央部が水切りになっているところを見ると
道路の部分も元は川だったのだろう。
福神駅の手前にもこんなレンガ構造物が。。。吉野線はやっぱり面白いなぁ!
続く。