7月度の「関西洋風建築めぐり講座」は箕面市にある瀧安寺・鳳凰閣でした。
※以下、講師の川島先生のレジメより
浄土宗の寺院である瀧安寺。その中にある鳳凰閣は武田五一の設計で、大正6年(1917年)に建てられました。この建物の北端一部は二階建てで、宝形造の楼閣になっています。宇治の平等院鳳凰堂の翼廊風に似させてつくられていることから鳳凰閣と名付けられたようです。
朱塗りの橋の向こうに見えるのが鳳凰閣です。
これまでに何度か箕面に来たときに外観は遠くから眺めたことがあものの、武田五一の設計とは露知らずでした。和風建築ですが、洋風建築とは設計者・武田五一という点で接点があります。南面と西面には火頭窓が設けられており、なかなか印象的な景観です。
橋をこえたアプローチ部分は、まるで城郭かと思うような高い石垣がそびえており、迫力があります。
そして、鳳凰閣です。楼閣では岩絵の具で描かれた天井画のある格天井が見事です。ただし、原則非公開であるため内部の写真は掲げていません。
この日も猛暑でしたが、箕面の川沿いの道は大阪の中心地よりは幾分気温も低いように感じられました。うーん、水遊びがしたかった。。。
見学会後は明治期に建てられた木造3階建ての旅館を利用したギャラリー&カフェ「橋本亭」で有志の懇親会を行いました(約25名が参加)。
風情のある2階の広間で、窓越しの緑を眺め、川のせせらぎを聞きながら懇親を深めました。地ビールやオードブルを味わいながら色んな話をし、のーんびりとできて良かったです。
◎参考ブログ
mayumamaさんの”m's diary”
ぷにょさんの”まちかど逍遙”
鳳凰閣、人けのないきれいな写真をいつの間に撮られたんでしょう~
ほんとに暑い日でしたが、写真を見てると水の流れや緑がとても涼やかですよね。
私も滝に飛び込みたいくらいでした。
7月の行き先にはベストな場所でしたね。
ご紹介ありがとうございます。
TBさせていただきました~
こんばんは!
無人の鳳凰閣の写真は、見学が終わって最後に後片づけをしてから撮ったものです。最後は4、5人だったかな?
箕面は夏でも結構な人が行くみたいですね。川の流れは清らかでしたし、子どもさんなどは浅瀬で水遊びをしても楽しそうだと思いました。