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九州遺産(弦書房)
九州本土7県の近現代遺産101点が豊富なカラー写真と共に紹介されている本です。
本書によると、近現代遺産とは、原則として幕末から1955年(昭和30年)までに建造・製作された産業、交通運輸、軍事、政治、教育、文化、生活等の近代化に関わるか、寄与した建築物・土木構築物・施設などのことです。
今回選定されたものは、
・意匠が美しいもの、時代背景を物語るもの、関わった人びとの心情に
触れることができるもの
・保存活用されているもの、保存活用に値するもの、今後失われるならば
記録しておきたいもの
が対象です。
具体的には、ダム、発電所、橋、鉄道施設、機関車、鉱山・炭坑施設、工場施設、軍事遺産、各種の建築物(学校施設、宗教施設、商業施設:銀行・ホテルなど)です。
有名どころでは、門司港駅や旧門司税関、雲仙観光ホテルが挙げられていますが、それら以外の全国的には無名の、山奥にひっそりと佇んでいるような土木構築物などがことのほか素晴らしいです。
建築関係の本は言葉でいくら説明してもダメなんですよね(^_^;
建築や土木に興味のない人でも、写真を見れば、「あっ、昔こんなの田舎で見たことある」とか「近所に似たような建物があるけど、長い歴史があって大切なもんなんやな」などと感じられるかもしれません。
ちょっとでもそのような感想を持ってもらえたら建築ファンとしては嬉しゅうございます。
ただ、この本は大きな書店にしか置いてないやろなあ。建築本の宿命か。。。
そうそう、映画「解夏」で出てきた「活水学院本館」の建物がこの本でも取り上げられていたのです。
こんな素晴らしい建物が大正15年築とは!
しかも現役バリバリらしいのが最高です。
(右側の写真は活水女子大学のホームページより)
※小説の感想文を書く予定でしたが、変更しました。
あれ?感想じゃない、と思ったら・・・
「小説の感想文を書く予定でしたが、変更しました。」
そうですか・・・
前の記事に、本「九州遺産」買いましたってあったので、いつかはUPされると思ってましたが
「欅・・・」より「ルパン・・・」より先になるとは・・・(笑)
活水学院本館ってきれいですね。
こんな綺麗な所でお勉強するんだったら・・・言わずにおきます・・・
映画(DVD)を見ていたら、その日の昼間に買った建築本に掲載されていた美しい建物が目に飛び込んできたので、嬉しくなって思わずそちらを先に書いてしまいました(^_^;
「欅・・・」より「ルパン・・・」より先で失礼!
(予定変更の注釈文、もちろん、ゆきうさぎさん用に付け加えたものです(^_^) )