ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

みかづき(森絵都)

2018-01-27 20:42:04 | 本と雑誌

みかづき(森絵都)

数日前から読み出した森絵都さんの小説「みかづき」(2016年の作品)が面白く、完全休養日とした今日は結局一歩も家を出ずに昼寝を交えたりしながらも500ページ近い大作の中盤以降約300ページを一騎読みして先ほど読了\(^_^)/
森絵都さんの作品は以前から高く評価していましたが、この本も素晴らしかったです!

本の帯には「山あり谷あり涙あり。昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編!」とありました。読んでいてふと、桜庭一樹さんの作品(「赤朽葉家の伝説」など)と似たような印象も持ったのですが……。
数百ページ読んできたラスト数ページに、大島家の歴史が凝縮されていたり、若者たちの純粋さ・ひた向きさや明るさなどが感じられて感動(吾郎と孫の一郎君、その彼女・井上阿里ちゃんの会話なども良かった~)。分厚い本ですがオススメです♪

************************************************

~Amazonより~

【祝】2017年本屋大賞第2位!!
【祝】王様のブランチ ブックアワード2016大賞受賞!!

「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」
昭和36年。人生を教えることに捧げた、塾教師たちの物語が始まる。
胸を打つ確かな感動。著者5年ぶり、渾身の大長編。

小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――。

阿川佐和子氏「唸る。目を閉じる。そういえば、あの時代の日本人は、本当に一途だった」
北上次郎氏「圧倒された。この小説にはすべてがある」(「青春と読書」2016年9月号より)
中江有里氏「月の光に浮かび上がる理想と現実。真の教育を巡る人間模様に魅せられた」

驚嘆&絶賛の声、続々! 昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編。

************************************************

年始以降色々あって(こちらなど)、各種の活動や行動を自重したり大幅ペースダウン中で、このブログの「本と雑誌」カテゴリで単独で記事をアップしたのも久々でした。

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (苗坊)
2018-01-28 00:20:53
こんばんは。
面白かったですよね。500ページ越えでとても分厚いのですが、私も一気に読んでしまいました。
塾を巡って昔は色々な抗争が起きていたことなど、初めて知ったことも多かったです。三代にわたっての物語だったので時代の流れなども加わって移り変わりも知ることが出来て良かったです。
返信する
Unknown (ひろ009)
2018-01-28 17:55:10
☆苗坊さんへ

いやー、良い本でした。
帯にあった「昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編!」の通りでした。
家族のキャラ立ちも申し分なし!
返信する

コメントを投稿