夏の高校野球大阪府予選、とある理由で応援している明星高校が初戦(2回戦)を大逆転で突破しました。
以下、応援の様子も含めて雰囲気写真中心にアップしました。
9時試合開始。エースのK君はテンポ良く投げ込んでいきます。いきなり先頭打者に2塁打を打たれましたが、見事なサインプレーでランナーをけん制で刺しました。
5回終了時点での得点・安打数は写真の通りで、明星は点差以上の超劣勢でした。早打ちが目立った打線はポップフライも多く、点が入る予感は全くなし。一方のかわち野の打線は振りが鋭く、背の高い1番(センター)やパワーのありそうな5番(サード)の選手は見ていていかにも打ちそうで怖かったです。かわち野は明星K君の投球テンポが丁度合ったのか、ここまでに2塁打を4本くらい放ったと思います。が、そこを明星は牽制刺殺(計2回)や捕手の盗塁刺殺、ダブルプレーなどで何とかしのいでいました。外野守備は大飛球の追いかけ方や内野への返球にやや難ありかなとも思いましたが、これは素人考えかもしれません。
6回からかわち野はエースナンバー1番をつけたサウスポーのエースにスイッチ。結果的に明星にとってもこれでリズムが変わったのか、ヒットが出だしました。
この日は授業があったためか、応援団は野球部員・応援団員2名(男子校らしい学ラン姿)・家族の方が中心で、人数的にはやや少な目でした。ですが、「これから始まる明星の攻撃 何点入るか分からない~ 1点・2点・3点・4点・・・・」というおなじみの応援歌(「アルプス一万尺」の替え歌)も何度か飛出し、終始熱心な応援が続きました。
これは4-4の同点に追いついたときの応援団の歓喜だったでしょうか。間違っていたらスミマセン。
レフトオーバーの大飛球です(3塁打)。ランナーは本塁へ。
試合は終盤大きく動き、勢いが出て3塁打2本も飛び出した明星が9回表についに5-4と逆転に成功しました。1塁側スタンドは大いに沸きます。
終盤のK君の力投です。
終盤に逆転されたかわち野は、最後は焦りが出たのでしょうか。粘りが出ずに9回裏も3者凡退でついにゲームセット。明星が大逆転勝利をものにしました。
最終結果です。途中はスクイズをうまく外したと思ったら暴投になったり、タイムリーエラーが出たりというプレーもありましたが、5回の時点(得点:0-2、安打数:1-7)からよくぞここまで盛り返したものです。最後まであきらめないことの大切さ、素晴らしさを選手たちが教えてくれました。また、それらは熱心な応援が生み出したものとも言えますね。高校野球ならではの大逆転劇でした。
この試合、本塁打こそありませんでしたが、両校合わせて3塁打2本、2塁打8本とヒットの半数が長打で、グングン伸びていく大飛球の美しさ、1塁線・3塁線を破って全力疾走で次の塁を目指す必死の走りなどが感動的でした。
※本当は第2試合の三国丘vs上宮太子戦も見たかったのですが、
京都で建築の講座があったため泣く泣く球場を後にしました。
ありがとーございました♪
コメントありがとうございました。
楽しんで頂けたようで良かったです。
甲子園もいよいよ準決勝です。
大阪から再び全国の頂点を目指すのは大変ですね。
でも、いつの日かまた甲子園出場を果たしてほしいものです。