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ひろの東本西走!?

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高校野球大阪府予選2回戦 市岡 必死に食い下がるも6-7で東に惜敗

2014-07-21 19:27:21 | スポーツ

さて、20日は、この春から新たな縁ができた市岡高校(vs東高校)の試合の観戦&応援で東大阪の花園球場に行きました。花園球場の広さとオープンな感じにビックリ。この日は日曜日だったことや試合予定校に伝統校や強豪校が多かったことからか、観客がとても多かったです。外野が樹木に囲まれてコンパクトで凝縮されたような住之江球場と比べて、雰囲気が随分異なりました。

先に試合結果を示しますと、市岡は壮絶な試合を繰り広げたものの、6-7で惜しくも東に敗れました。

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概要は朝日新聞の記事によれば、以下の通りです。

  東が8回、2死二塁から能村、酒井の連続長打で2点を勝ち越した。
  市岡は9回1死一、三塁の場面で約2時間の降雨中断。再開後に
  1点を返し、なお2死二、三塁としたが後続を断たれた。

割とあっさりとした記事ですが(実はもっと熱く書いてほしかったところです)、安打数は市岡13本、東12本と公立高校同士ががっぷり四つに組んだ手に汗握る打撃戦で、スタンドを大いに沸かせました。両チームとも内野手の間をゴロで転がって抜けていくようなヒットは少なく、芯でとらえた痛烈な当たりや大飛球が多く、見ごたえがありました。色々ミスもあったはずですが、これは殆ど覚えていません。

両校とも多数のヒットが飛び出し、それぞれチャンスも多くて、細かい試合展開は忘却の彼方です(汗)。市岡が3回表に3点を先制すれば、その裏、東がすかさず4点を取って逆転に成功。市岡の先発は背番号10番だったでしょうか(H君)。サイドスローというかスリークォーターというか、やや変則的なサウスポーでした。力投していましたが、2ストライクまで追い込んでから痛打され、それがちょっと勿体なかったですね。

その後、試合は3-5となりましたが、市岡が7回と8回に1点ずつ返し、遂に5-5と追いついて試合を振り出しに戻しました。特に8回、2死走者なしから3塁打を放ち、次打者も続いて(?)追いついた1点は素晴らしかったです。が、東はまたもや8回裏に2点追加で5-7と突き放します。このあたりの東の攻撃も見事でした。

私はネット裏の前から5列目、やや1塁寄りの席で見ていたのですが、レフト前や左中間にキーンと飛んでいく打球の行方が良く見え、周囲のお客さんと共におおーっと声を上げることがしばしばでした。

そして、9回表の市岡の反撃中(1死一、三塁)に突然大粒の雨が降り出したかと思ったら、あっという間に豪雨となり試合中断となりました。東が2点リードしているとはいえ、市岡もよく打っているため、ゲームはどちらに転んでもおかしくないようなムードになってきており、市岡としては一気に攻めたかったところでしょうか。

今年全国でよくあるゲリラ豪雨と言ってよい超激しい風雨でした。風も強烈で、傘もあまり役に立ちません。野球観戦でこんな豪雨は初めてです。立っていたら余計に濡れるかと思って最初は席で傘に隠れるようにして座っていたのですが、雷が鳴り響き、ますます激しい風雨になってきたため、一時避難です。しかし、市岡の野球部メンバーを中心とする応援団は豪雨の中も声を出し続けます。若さは素晴らしいですね。間もなく激しい雨はやみましたが、グラウンドにはあっという間に大きな水たまりができました。

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雨が上がり、審判や球場関係者、両校メンバーが総出で試合再開に向けて一生懸命水をスポンジで吸出し、約2時間の中断後に再開となりました。ですが、またやや強い雨が降り出しています。東高校は背番号1番のエースが続投です。約2時間、肩や身体を冷やさないようにすることと&気力や集中力の維持が大変だったと思います。

再開後、市岡はまず四球を選んで一死満塁のチャンスを迎えます。
次打者の内野ゴロの間に一点返して6-7。
さあ、どうなるか!?
なお、2死2、3塁のチャンスが続きましたが、代打が無念の空振り三振でゲームセット。ここは東のエース君が実によく踏ん張ったと思います。

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それにしても何と凄い試合になったことでしょう。
市岡の選手には雨天中断も含めて悔いが残るかもしれませんが、よく中止にせずに最後までプレーさせてくれましたし、公立高校同士の手に汗握る打撃戦は、9回の暴風雨と雷も含めて強く記憶に残るでしょうね。両校選手・応援の皆さん、お疲れさまでした。

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高校野球大阪府予選2回戦 三国丘 14安打を放ち河南を下す

2014-07-20 23:47:16 | スポーツ

サッカーワールドカップが終わり、今度は高校野球(選手権大会)大阪府予選の観戦&応援モードに入っています。ある意味、対照的なのが面白いですね。ですが、私には何の違和感もありません(笑)。

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さて、19日の2回戦で三国丘が14安打を放ち、河南を下して3回戦に進出しました。この日も1回戦と同様、友人のT君とスタンド最上段で観戦&応援です。1回裏にミスが重なって1点を失いましたが、2回表にすぐに追いつきます。エースのW君は球威はまずまずなものの、序盤からややボールが先行するシーンが多く、1回戦のときのような”ここぞ”というときの三振もなかなか奪えません。また安打は出るものの、中盤までは拙攻もあって追加点が奪えず、若干やきもきする試合展開でした。

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しかし、5回表のチャンスに、確か3番のI君が左中間を完璧に破る2塁打を放ち、2点追加しました。※試合経過や選手名などは私の勘違いがあるかもしれず、間違っていたらスミマセンm(_ _)m。この当たりは打球が左中間にグングン伸びていく軌跡が我々の席からよく見え、久々にスカッとして気分爽快!

そして、この日はエースW君がバッティングでも大活躍。7回にはライトスタンド(実は住之江球場の場合は、無料で観戦できる木立)に飛び込むホームランを放ちました。一塁側スタンドはやんやの大喝采です。その裏、1点を返されましたが(河南の4番・N君の右中間に放り込む大きなホームランだったでしょうか)、8回表にも1点追加して6-2に。実はこの追加点がとても貴重な1点になったのでした。

三国丘は6-2で迎えた9回、足がつったり(8回)で疲労がたまっているエースのW君をライトに回し、2年生のO君(?)にスイッチしました。マウンド上での投球練習ではなかなか良いボールを投げていましたし、4点差あるので何とかこのまま逃げきってくれるかな?と思っていたら・・・・。なかなかストライクが入りません。サードのファインプレーで一死をとったものの、安打・四球・暴投で点を失い、そこに適時打を打たれ、気がつけばあっという間に1点差に。このあたりの河南の押せ押せムードは凄かったです。

まだ1点リードしているものの大ピンチの場面で、三国丘は再びW君にスイッチです。実は1回戦の藤井寺工科戦で、相手校がピッチャーを代えてから流れが変わり、再び先発投手にスイッチしてもいったん三国丘に傾いた流れが元に戻らなかったことが思い出され、私もT君も「これはちょっとマズイな・・・・」。

W君はヒットを打たれて1・2塁としながらも、踏ん張り&力投で、次のバッターからここぞの三振を奪いました。天晴れ!です。そして、後続に遊ゴロを打たせます。2塁ベース近くで捕球したショートS君(キャプテン)がベースを踏んで封殺!終盤、一気にハラハラ・ドキドキの展開となった熱戦に終止符を打ちました。3~4点差では必ずしもセーフティリードとは言えない高校野球の怖さ、逆に言えば面白さをまざまざと感じました。大ピンチにも落ち着いて冷静な投球をしたW君はさすがはエースの貫録ですね。修羅場の雰囲気を経験したO君も次の機会にはいいピッチングを見せてくれるでしょう。

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三国丘は14安打も放っていたのですね。しかもその半数が長打だったので、もう2点くらいはとってとおきたかったところです。
試合後、キャプテンとエースがインタビュー取材を受けていたようです。6-5という大接戦のスコアもあって新聞にかなり大きく取り上げられるかもとT君と話していたら、今朝の朝日新聞朝刊では一番大きな扱いでした!
予定では明日の3回戦で八尾高校と古豪対決です。

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高校野球(選手権大会)大阪府予選、三国丘が終盤に逆転!

2014-07-16 23:51:35 | スポーツ

今年も夏の高校野球(選手権大会)大阪府予選で、母校(三国丘高校)の試合日(1回戦)がうまく休日と重なったため、住之江球場に応援に行きました。

三国丘vs藤井寺工科は第3試合で13時20分試合開始予定だったのですが、雨で第1試合から大幅に開始時刻がずれたようで、結局、第3試合が始まったのは4時過ぎだったでしょうか。この日は早朝からサッカー・ワールドカップの3位決定戦を観たため、きつかったです。

今年も球場内で中学・高校と同窓生のT君とバッタリ。彼も熱心です(笑)。三国丘側の3塁寄りのスタンド最上段で、色々野球談議をしながら観戦&応援しました。

藤井寺工科の先発は12番をつけたY君(?)でした。やや変則的なフォームの長身サウスポーでバッターはタイミングがとりづらそう。三国丘の先発はエース・W君です。こちらもサウスポー。背はそんなに高くない感じですが、力強いフォームで、ストレートはなかなか重くて威力がありそうです。ミットに響く音が良いです。素人目ですが、左右の違いはあるものの、2年前のエース・K君とちょっと似たようなタイプに感じました。

4回を終わって0-0。両チームともミスなしとは言えませんが、なかなか引き締まった良い試合で、両投手とも持ち味を出しています。
三国丘は5回裏のピンチで、スクイズをピッチャーがうまいグラブさばきでキャッチャーにトス。タイミング的に、よし!アウトや!と思ったのですが、判定は「セーフ!」でした。ランナーがうまくタッチをかいくぐったのでしょうね。残念。

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6回表に1点を返したものの、三国丘も試合前に懸念したように相手投手をなかなか打ち崩すことができません。しかし、そろそろヤバいなと思い始めた8回、相手投手が交代しました(先発投手はレフトへ)。代わった投手から連続四球を選んでチャンス到来です。実は投球練習を見ていて制球に難ありやなと言っていたT君の読みがピタリ。藤井寺工科もいったんはレフト守備についた先発Y君に再びスイッチしましたが、やはり急展開でリズムが狂い&落ち着きもなくなったのか、それまでの投球のようにはうまくいかなかったようです。

正確には覚えていないのですが、2番打者の3塁打で逆転!スタンドが一気に盛り上がります。しかし、走塁ミスでダブルプレーになるなど、突き放すことはできず。このあたりは藤井寺工科の守りも見事でした。

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そして9回表。ランナーをためて選んだ四球が暴投になり、その隙をついてランナーが2人還ったりで4点を追加。

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中盤以降、雰囲気写真を撮っておこうとデジカメを構えたのですが、応援しながら写真を撮るのは、やはり難しかったです。ヒット性の当たりが飛び出すと、写真は後回しになりますしね。結局、終盤、どのようにして得点を重ねたのか記憶がおぼろげです(汗)。また、アップした写真も文章と時間的に必ずしも一致していないようです。

新聞によるとW君は10安打打たれていたんですね。そんなに打たれた感じがしませんでした。終盤、先頭打者に四球を与えたりでやや球数が多くなり、疲れが心配されましたが、ここぞというときのボールは最後まで威力があり、私は素晴らしいピッチングだと思いました。

相手校の投手交代が三国丘にとっては流れを引き寄せる結果となり、4点差がついて一安心。更に6点差に広がって、これでまず大丈夫やろなとT君と勝利を確信しました。

7回まで内容的には藤井寺工科に勝利の女神が微笑んでもおかしくない展開でした。しかし、W君が粘り強く力投、試合前のノックでは多少不安も感じさせた内野守備も、サードの素晴らしい守備がありました。また、外野もひやっとするような大飛球を好捕するなど、終盤まできちんと守りきった三国丘が勝利を引き寄せたと言えます。まずは初戦の勝利、おめでとうございます!こんな試合を応援できて本当に良かったです。

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P.S.三国丘と共に応援している明星も16安打の猛攻でかわち野を15-4で
   下しました!
   実は今年からもう一校に縁ができ、そちらの試合も応援に行く予定です。
   ですが、明星の次の試合と重なっているんですよねえ。。。

※これまでにブログにアップした三国丘の試合の記事一覧です。
  2006年~2012年で計10試合(内、球場で観戦&応援は8試合)
  だったみたいです。

    2006年:7/16
    2008年:7/20 7/21
    2009年:7/19
    2010年:7/18 7/27
    2011年:7/11 7/23 7/24
    2012年:7/28

 


東北楽天ゴールデンイーグルス、日本一おめでとう!

2013-11-03 23:17:11 | スポーツ

日本シリーズ第7戦、東北楽天ゴールデンイーグルスが巨人を3-0で下し、4勝3敗で球団創設9年目にして初の日本一に輝きました。おめでとう!

私は根っからではないにしても小さな頃から巨人ファンなのですが、今年はマー君(田中将大投手)の超人的な大活躍もあって、楽天が日本一になれば良いなと思っていました。これまでの6戦はTV放映を最初から最後まで見たことはありませんでしたが、最終7戦目の今日は特別で、完全鑑賞でした。

田中マー君で第6戦を落とした楽天ですが、そのショックを引きずることなく、いや、それだけに余計に選手たちが燃えて、セリーグ覇者・巨人を上回る攻撃と先発・美馬の熱投が見事でした。そして、7・8回を投げた則本も速球とスライダーが冴えてビシッと引き継ぎ、最後は昨日160球を投げて完投した田中がマウンドに。このときは自分たちの部屋に行っていた息子たちもTVを見に来いと呼びにいきました。

9回表、球場中から沸き起こってずっと続いたものすごい「田中コール」が感動ものでした。3点差があったとはいえ、日本シリーズの最後であれほどドキドキ、ゾクゾクして盛り上がるとは!最後は三振で決まればいいなあと家族で話していて、きちんとそれを成し遂げた田中マー君は最高でした。大天晴れ!です。スタンドで応援していた奥さんの里田まいさんも嬉しかったでしょうね。

※写真は「YAHOO  ニュース」記事より

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明星高校、初戦(2回戦)を大逆転で突破

2013-07-15 11:04:33 | スポーツ

夏の高校野球大阪府予選、とある理由で応援している明星高校が初戦(2回戦)を大逆転で突破しました。
以下、応援の様子も含めて雰囲気写真中心にアップしました。

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9時試合開始。エースのK君はテンポ良く投げ込んでいきます。いきなり先頭打者に2塁打を打たれましたが、見事なサインプレーでランナーをけん制で刺しました。

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5回終了時点での得点・安打数は写真の通りで、明星は点差以上の超劣勢でした。早打ちが目立った打線はポップフライも多く、点が入る予感は全くなし。一方のかわち野の打線は振りが鋭く、背の高い1番(センター)やパワーのありそうな5番(サード)の選手は見ていていかにも打ちそうで怖かったです。かわち野は明星K君の投球テンポが丁度合ったのか、ここまでに2塁打を4本くらい放ったと思います。が、そこを明星は牽制刺殺(計2回)や捕手の盗塁刺殺、ダブルプレーなどで何とかしのいでいました。外野守備は大飛球の追いかけ方や内野への返球にやや難ありかなとも思いましたが、これは素人考えかもしれません。

6回からかわち野はエースナンバー1番をつけたサウスポーのエースにスイッチ。結果的に明星にとってもこれでリズムが変わったのか、ヒットが出だしました。

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この日は授業があったためか、応援団は野球部員・応援団員2名(男子校らしい学ラン姿)・家族の方が中心で、人数的にはやや少な目でした。ですが、「これから始まる明星の攻撃 何点入るか分からない~ 1点・2点・3点・4点・・・・」というおなじみの応援歌(「アルプス一万尺」の替え歌)も何度か飛出し、終始熱心な応援が続きました。

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これは4-4の同点に追いついたときの応援団の歓喜だったでしょうか。間違っていたらスミマセン。

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レフトオーバーの大飛球です(3塁打)。ランナーは本塁へ。

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試合は終盤大きく動き、勢いが出て3塁打2本も飛び出した明星が9回表についに5-4と逆転に成功しました。1塁側スタンドは大いに沸きます。

終盤のK君の力投です。

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終盤に逆転されたかわち野は、最後は焦りが出たのでしょうか。粘りが出ずに9回裏も3者凡退でついにゲームセット。明星が大逆転勝利をものにしました。

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最終結果です。途中はスクイズをうまく外したと思ったら暴投になったり、タイムリーエラーが出たりというプレーもありましたが、5回の時点(得点:0-2、安打数:1-7)からよくぞここまで盛り返したものです。最後まであきらめないことの大切さ、素晴らしさを選手たちが教えてくれました。また、それらは熱心な応援が生み出したものとも言えますね。高校野球ならではの大逆転劇でした。

この試合、本塁打こそありませんでしたが、両校合わせて3塁打2本、2塁打8本とヒットの半数が長打で、グングン伸びていく大飛球の美しさ、1塁線・3塁線を破って全力疾走で次の塁を目指す必死の走りなどが感動的でした。

※本当は第2試合の三国丘vs上宮太子戦も見たかったのですが、
  京都で建築の講座があったため泣く泣く球場を後にしました。